5月9日に内閣府が発表した今年4月の消費動向調査がマイナスとなりました。
消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上の世帯)によると、4月は前月比で0.1ポイント低下の40.4となり、7か月連続でマイナスを記録したとのことです。指数の水準は2016年2月以来の低さで、3年2か月ぶりの低水準となっています。基調判断は「弱まっている」で据え置きでした。
一方で、物価は上昇傾向が続いており、ガソリン価格が1リットルあたり150.2円まで上昇しています。150円台に到達するのは5ヶ月ぶりのことで、中東問題や米中貿易戦争の激化から今後も値上がり傾向が続きそうです。
物価上昇や消費増税のようなマイナス要因が多数あるだけに、個人消費の増加は厳しい状況になっていると言えるでしょう。
統計表一覧:消費動向調査
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/shouhi.html
消費者心理が7カ月連続悪化 増税控え節約意識強まる
https://this.kiji.is/499136319220352097
内閣府が9日発表した4月の消費動向調査によると、消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上世帯、季節調整済み)は前月比0.1ポイント低下の40.4となり、7カ月連続で悪化した。10月の消費税増税を間近に控え、節約意識が強まっているとみられる。指数の水準は2016年2月以来、3年2カ月ぶりの低さ。基調判断は「弱まっている」で据え置いた。
今週のレギュラーガソリンの小売り価格は、1リットル当たり150.2円でした。11週連続の値上がりで、5か月ぶりに150円台となりました。
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