最大野党の立憲民主党が衆参ダブル選挙を見据えて、衆議院の小選挙区でも候補者調整を検討していることが分かりました。
立憲民主党の枝野代表は記者会見で「地域ごとに事情が違うので地域の事情にあった連携のしかたを模索をして実行していく」と述べ、衆議院選挙の小選挙区で野党の候補者を一本化することで、自民党と一騎打ちの構図を作るとしています。
衆議院の小選挙区では参議院以上に複雑な利害関係が入り乱れていることから、候補者の調整は中々難しいと言われていました。
このような野党の動きに対し、自民党の森山国会対策委員長は広島市で開かれた会合で、「統一候補を立てるなら、政策の合意をしっかりして、国民に信を問うことが大事ではないか。選挙のためだけに統一候補を立てて、選挙が終わったら、またバラバラになって法案への賛否も分かれるというそんなバカな話はない」などと指摘。
野党の候補者調整は選挙目当ての野合だとして、バカな話だと一蹴していました。
現時点では衆議院の解散があるかは不透明な情勢ですが、安倍政権や自民党の支持率が高かった場合、そのまま衆参ダブル選挙に突入するとも見られています。
夏の参議院選挙にあわせた衆参同日選挙の臆測が出ている中、立憲民主党の枝野代表は参議院選挙の「１人区」だけでなく、衆議院選挙の小選挙区でも最大限、野党側の候補者の一本化を進める考えを示しました。
夏の参議院選挙に向けて、野党５党派が１人区で候補者の一本化を進めていることについて、自民党の森山国会対策委員長は政策が一致しないままの選挙対策だとして、野党側の対応を批判しました。
●以下、ネットの反応
自民 森山国対委員長 野党の候補者一本化を批判 | NHKhttps://t.co/kt0zAMadSo
"立憲民主党と国民民主党は今の国会で成立した幼児教育と保育を無償化する法律などへの賛否が分かれたと指摘"民主党政権時代、子ども手当や高校授業料無償化で賛否が分かれた自公が選挙協力するのはおかしいとでも？
— 円転 (@enten01) 2019年6月2日
「こういう政治はやめなければならない。」と野党共闘を非難する自民森山国対委員長。
野党は統一した政策を持って一致した。
こういう政治とは安倍政権のことだよ！夏の参議院選挙に向けて、野党５党派が１人区で候補者の一本化。自民党の森山国会対策委員長は政策が一… https://t.co/TTAj55PCxu
— miyasuke (@miyasuke_mai) 2019年6月2日
くだらん。自民党と公明党だって、政策が違うのに候補者一本化をやってるでしょ。 自民 森山国対委員長 野党の候補者一本化を批判 | NHKニュース https://t.co/05aiqaz2FH
— 河添 誠 KAWAZOE Makoto (@kawazoemakoto) 2019年6月3日
自民 森山国対委員長 野党の候補者一本化を批判 | NHKニュースhttps://t.co/8pMmlTIZSx
野党共闘にいちゃもんつけるなら、市民連合と野党の共通政策を見てからにせえ。— 山口二郎 (@260yamaguchi) 2019年6月2日
社民党東京の大会が開催され、区議選で社民公認を得ておきながら、両天秤にかけ、参院選に立民より出馬表明した市来伴子氏の「除名」処分を決定しました。
なお、山梨選挙区は市来氏に一本化したとのことですが、野党党首会談を踏まえ社民党山梨県連が大義の下に、苦渋の判断をされると承知しています pic.twitter.com/g5V8KKtArC— 社民党・杉並支部 (@sdp_suginami) 2019年6月2日
5野党 参院選1人区30選挙区で一本化。市民連合と13項目の「共通政策」合意。志位委員長、共産党公認の統一候補が鳥取・島根、高知・徳島、福井の3選挙区になったことについて「3年前は香川1選挙区。大きな前進、すべての方々に感謝する」枝野代表「安倍政権打倒の選挙よい形でスタートラインにつけた」 pic.twitter.com/ox3gBGXekI
— 中田晋介 (@sinsuke_nakata) 2019年5月29日
2012、14、17年ともに、衆院選での自民大勝の要因は野党乱立。今回は野党の擁立が遅れているが、乱立要素はない。共産は参院選で「比例主舞台」に転換し、衆院選の公認内定も現時点で比例のみ。現職・元職など一部の重点区以外は白紙で、一本化の環境は整いやすい。解散は首相にとっても大博打になる。
— 前田 直人 (@Nao_Maeda_Asahi) 2019年6月1日
参院選30選挙区で、一本化。
いよいよ取りに行く選挙スタートですね！
本気の野党共闘の力を発揮しましょう❗ pic.twitter.com/0JP7OqDUT2— 原純子 (@HarachanJ) 2019年5月30日
昨日は市民連合と立憲野党との政策協定調印式を行いました。
参議院選挙、32の一人区中、30の一人区で一本化が決まりました。
候補者を取り下げたり1つにまとめるのは本当に大変な事。
この各選挙区でのそれぞれ党派、市民の仲間たちの決断と団結を重く受け止め必ず皆さんと勝ち抜こう！！
頑張ろう！ pic.twitter.com/sx9s3hDuEA— 菱山南帆子 (@nahokohishiyama) 2019年5月30日
1人区、30選挙区で一本化。効果のほどは枝野と玉木両代表の本気度と器量次第。特に枝野の責任は重い。野党が勝てば総理大臣は枝野になるはずだが
その迫力が感じられない。負ければ責任を取って党首辞任が当然だぞ。政権交代は民主政治の根幹。それを理解し奮闘しているのは小沢一郎と共産党だけだ。— 二見伸明 (@futaminobuaki) 2019年5月30日
本日午後、５野党・会派の党首会談が行われ、30選挙区で候補者一本化を確認。
長野選挙区は、国民民主党の羽田雄一郎さんを野党統一候補にするとの合意です。
市民連合さんとの間で調印した政策要望書は、３年前より大きく発展していて感激。市民の皆さんの運動が政治を動かす原動力だと実感します。 pic.twitter.com/svR2uL03yn— ながせ由希子 JCP長野 (@yukiko_nagase) 2019年5月29日
本日、野党党首会談が開催されました。安倍政権を倒すために32県30選挙区について候補者を一本化することで一致しました。
一本化の意義は、一人区で一対一の構図を作り、わかりやすい選択肢を示して、投票していただくことです。勝ちたいです。 pic.twitter.com/8nBl0EKEUJ— 福山哲郎（りっけん） (@fuku_tetsu) 2019年5月29日
希望ある政治への大きなステップです。野党党首会談が行われ、32の参院選一人区のうち30で候補者一本化を合意。さらに市民連合との共通政策(3年前よりバージョンアップ)にも野党党首が並んで署名。さあ、すべての一人区で自民に勝とう！ pic.twitter.com/4UMfsGONGc
— 山下芳生 (@jcpyamashita) 2019年5月29日
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