台風17号が西日本方面に向けて北上を続けています。
気象庁によると、大型の台風17号は強い勢力を維持したまま沖縄に接近し、21日朝の時点で沖縄県の全域が強風域に突入しているとのことです。このまま北上を続けると予想され、明日には九州地方に上陸することになります。
今回の台風17号は秋雨前線と一緒に移動をしていることから、台風から離れている場所でも大雨が降っているというような特徴があり、日曜日になると首都圏でも大雨が降ることになりそうです。
特に台風15号で大きな被害を受けた千葉県は厳重な警戒が必要で、大雨が予想されている22日午後からは普段以上に備えておく必要があると言えるでしょう。
また、23~24日には北海道上陸も予想されているため、西日本から北日本の全域で引き続き台風情報に注意してください。
気象庁 台風情報
https://www.jma.go.jp/jp/typh/191724.html
台風第17号 (ターファー)
令和元年09月21日09時45分 発表
<21日09時の実況>
大きさ 大型
強さ 強い
存在地域 久米島の西約100km
中心位置 北緯 26度10分(26.2度)
東経 125度50分(125.8度)
進行方向、速さ 北北西 25km/h(13kt)
中心気圧 970hPa
最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
25m/s以上の暴風域 東側 240km(130NM)
西側 170km(90NM)
大型の台風17号は沖縄県に最も接近しているとみられ、猛烈な風が吹き、海上は猛烈なしけとなっています。台風は22日には対馬海峡付近を通過して日本海を北上すると予想され、23日にかけて日本の広い範囲で雨が降る見込みで、沖縄県や鹿児島県の奄美地方では暴風や高波に警戒するとともに、台風の進路にあたる地域でも早めの対策をとるよう心がけてください。
【台風情報】大型台風17号「強い」勢力に
9月21日(土)8時現在、台風17号(ターファー)は沖縄本島の西を北上しています。
今朝6時には勢力が格上げされ「強い」台風と解析されました。那覇をはじめ、沖縄本島地方の各地で最大瞬間風速40m/s以上の暴風を観測しています。https://t.co/exm5SEQbYo pic.twitter.com/iYdvbtqFf6— ウェザーニュース (@wni_jp) 2019年9月21日
【りんごなど農作物の落下に警戒を】
今回の台風17号の進路は、1991年の台風19号(いわゆる「りんご台風」)の進路に類似していて、今回も強風が予想されるため果物などの農作物の落下が懸念されます。
予想される最大瞬間風速から算出した落果リスクです。明日までに対策を。https://t.co/cRakKuy6o4 pic.twitter.com/RT1hvwFIXp— ウェザーニュース (@wni_jp) 2019年9月20日
【千葉県の被災地域の皆様へ】(R1.9.21) 千葉県は、21日から23日にかけて、台風第17号や前線の影響で、やや強い風が吹き雨が降る見込みです。復旧活動にあたり、気象状況に十分留意してください。
千葉県内の気象予測資料掲載ページ → https://t.co/fpGPHpact4 pic.twitter.com/d9ZCKnIjOL
— 気象庁 (@JMA_kishou) 2019年9月21日
台風17号の影響で、沖縄県全域において停電が発生しており大変ご迷惑をお掛けしております。
現在、雨風が強く屋外での作業が大変危険な状況にあるため、遠隔操作による復旧作業を行っています。
風雨がおさまり次第ただちに本格的な屋外での復旧作業を開始いたします。ご理解とご協力をお願いします。 pic.twitter.com/90rGhzI86k— 沖縄電力株式会社 (@OKIDEN_Official) 2019年9月21日
台風17号の情報、九州北部・南部の気象情報のまとめです(21日午前8時現在)。 pic.twitter.com/Hpa8i3knTC
— KBC九州朝日放送 みんなで防災 (@KBC_BOUSAI) 2019年9月21日
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