*官邸
本日朝に日本政府とアメリカ政府が日米貿易協定の署名式を行いました。
日米貿易協定(通称:日米FTA)ではアメリカから輸入する牛肉の関税を現在の38.5%から9%に引き下げ、豚肉やワインなど農産物の多くで日本側がアメリカに譲歩。
協定の履行中はアメリカが日本車への追加関税を発動しないとしていますが、日本の経済界が求めていた自動車関税の削減や撤廃について継続協議となっています。
さらには電子取引や金融面でも日米の市場を解放するとしており、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の水準を超えない範囲で自由貿易を強化することで合意となりました。
10月7日に日本政府は閣議決定を行い、日本時間の8日未明にワシントンでトランプ大統領の立ち会いのもと、杉山駐米大使とライトハイザー通商代表によって署名が終わったと報じられています。署名後は国会の承認を得て、協定が発効となる見通しです。
ただ、今回の日米貿易協定を巡っては安倍首相がアメリカに大幅な譲歩をしたと見られ、参議院選挙でその内容が公開されなかったこともあり、野党の猛反発が予想されています。
臨時国会の最重要議題として注目を浴びる可能性が高く、国会承認は波乱の展開となるかもしれません。
日米の新たな貿易協定は7日午後、持ち回りの閣議で決定されました。協定は日本時間の8日未明にワシントンで正式に署名される予定で、政府は今の国会で承認を得て早期に発効させたい考えです。
持ち回りの閣議で決定された日米貿易協定では日本が牛肉や豚肉などの農産品の市場開放にTPP=環太平洋パートナーシップ協定の水準を超えない範囲で応じるとして、アメリカから輸入する牛肉については現在38.5%の関税が最終的に9%に引き下げられることになります。
【速報】日本とアメリカが最終合意している新たな貿易協定について、日米両政府は7日、ワシントンで協定文書に正式に署名した。
— TBS NEWS (@tbs_news) 2019年10月7日
【和牛が終わる】「もし食糧危機が起きたら、自動車の鉄でもかめばいい」と生産者。先月、25日に米ニューヨークで最終合意の日米貿易協定では、日本が7800億円相当の米国産食品・農産品について関税を撤廃・削減する。TPPで豪州産がなだれこんだ上に、米国産肉があふれる。https://t.co/KAk0sPbOch
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2019年10月5日
日米貿易協定そして日米デジタル貿易協定について、日米双方における協定の文言確認等の作業が完了しました。
詳細は以下。https://t.co/54dHx7enC1— 茂木敏充 (@moteging) 2019年10月7日
3ヶ月以上も国会が開かれない中、課題が次々に。
・年金⇒老後2000万円足りない
・消費税増税⇒軽減税率とポイント還元で混乱
・日米貿易協定⇒米国に譲歩し過ぎ
・関電問題⇒金銭授受その他、公文書や日報の改ざん、隠蔽、統計不正等々の問題が山積み。
憲法語る前にこっちを片付けろ、安倍晋三。 pic.twitter.com/JyqiECYFNd— にゃん吉 (@umetaro_uy) 2019年10月6日
「政府が日米貿易協定の正式署名に向けた閣議決定を8日に行う方向で調整している」https://t.co/qPK4Zfy8xZ 閣議決定するなという手紙・FAXをっぜひ<(_ _)> 日米FTAはTPPより一層苛酷、もしも今回の協定文自体は関税の話だけとしてもいったん結ぶと次が恐い。よって閣議決定・署名絶対✖ https://t.co/bt5wzrhjHJ pic.twitter.com/SEbpQO0ejM
— nocovertwar(通称「ノコ」) (@nocovertwar) 2019年10月5日
日米貿易協定を閣議決定 8日未明 正式に署名へ https://t.co/9RDoZo4nCm
本日、閣議決定されていた模様。定例でないので不思議に思うと「持ち回り閣議決定」(=官邸事務官が書類を各閣僚のところに持って回り署名をもらう方式。本来は緊急の場合に行う)。日本には本協定について緊急性は一切ない。— 内田聖子/Shoko Uchida (@uchidashoko) 2019年10月7日
日米FTAのヤバさ①【ISD条項】
米国の企業や投資家が日本で損をしたら日本に賠償を求める
NAFTA北米自由貿易協定では、
(米国企業に対して)
カナダ⇒全敗、全て賠償
メキシコ⇒全敗、全て賠償(カナダ、メキシコ企業に対して)
米国⇒全勝、賠償ゼロ#日米FTA阻止 #日米FTA国会審議拒否 pic.twitter.com/m0v2fzuYiH— 豚ゴリラ (@butagolira1995) 2019年10月7日
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