台風19号の影響で貯水量が急増しているとして、奥多摩町にある小河内ダムが放水準備を開始しました。
10月11日午前8時の時点で貯水量が88%に到達しており、今後は雨量に合わせて放水を行うとしています。放水量が増えると多摩川の水位が急上昇する恐れがあるため、多摩川近辺にお住まいの方は注意が必要です。
一方で、静岡県下田市は土砂災害の危険性が高まっているとして、市内全域の1万780世帯2万1345人を対象に避難勧告を出しました。台風の接近に合わせて避難勧告が増えていることから、皆さんも気象庁や自治体のホームページから避難情報を確認しておくようにしておきましょう。
東京都は、台風19号の影響で奥多摩町にある小河内ダムの貯水量が今後増加するおそれがあるとして、11日午後2時から放流する水の量を増やすことにしています。
都によりますと、小河内ダムの貯水率は11日午前8時現在で88%に達しています。
放流する水の量は、雨量によって調整するということですが、都によりますと、12日午後10時ごろには発電用で放流している水と合わせて毎秒600トンになる見通しだとしています。
静岡県下田市は、土砂災害の危険性が高まっているとして市内全域の1万780世帯2万1345人を対象に避難勧告を出しました。
和歌山県太地町は、台風19号で今後、雨や風が強まることが予想されることから、午後4時に町内全域の1589世帯3066人に避難準備の情報を出しました。
東京都大島町は、台風19号によって大きな被害が出るおそれがあるとして、午後5時に島内全域の4589世帯7568人に避難勧告を出しました。
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