安倍晋三首相が台風１９号についてコメントを出しました。
１０月１３日夜に安倍首相は公式ツイッターで「先ほど非常災害対策本部を開催し、各地で河川の氾濫などにより甚大な被害が発生する中、とにかく人命第一で、全力をあげるよう指示しました」などと述べ、災害対策本部での活動を本格化したと言及。
自衛隊や警察、消防、海上保安庁が合わせて１１万人体制で活動をしているとして、救助活動や安否不明者の捜索を強化するとしていました。
また、連続で投稿したもう一つのツイートでも、「氾濫した河川についてもポンプ車140台の体制をさらに増強し一刻も早い浸水の解消に取り組みます。多くの皆さんが避難されている中で水や食料などの物資支援もプッシュ型で行ってまいります。国民の皆様におかれては、引き続き土砂災害や河川の氾濫などに十分に警戒していただくようお願いいたします」とコメントしています。
先月の台風１５号では被災地への言及が一言も無くて炎上しただけに、今回は反省して行動を見直したのかもしれません。災害対策本部の設置も素早く、前回と比べて良くなったと言えるでしょう。
令和元年台風第１９号非常災害対策本部会議（第１回）
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201910/13saigai.html
令和元年１０月１３日、安倍総理は、総理大臣官邸で令和元年台風第１９号非常災害対策本部会議（第１回）に出席しました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「台風第１９号の極めて広範囲にわたる甚大な被害を踏まえ、政府においては、非常災害対策本部を設置しました。各位にあっては、先ほど決定した方針に基づき、被災者の救出救助、電気や水道等のライフラインの早期回復、被災者の支援等に全力で当たってください。
とにかく人命第一です。浸水により孤立した住宅等からの救助、安否不明者の捜索に全力で当たってください。現在、警察・消防・海上保安庁・自衛隊の諸君が、１１万を超える体制で懸命の救出・捜索活動を進めているところですが、夜を徹して作業に当たってください。
また、氾濫した河川の応急対策については、国交省がポンプ車１４０台体制で、排水作業に当たっておりますが、全国から更に増強し、一刻も早い浸水の解消に取り組んでください。
各地の避難所では、数多くの方が不安なときを過ごされています。現地の具体的なニーズをしっかり踏まえつつ、水、食料、段ボールベッドなど、避難所の生活環境整備や避難者の生活に必要となる物資を、プッシュ型で支援してください。
これまでに降った大雨により、河川の水位が上昇するとともに、地盤の緩んでいるところもあります。国民の皆様におかれましては、引き続き、土砂災害や河川の氾濫などに十分警戒してくださいますようにお願い申し上げます。」
先ほど非常災害対策本部を開催し、各地で河川の氾濫などにより甚大な被害が発生する中、とにかく人命第一で、全力をあげるよう指示しました。
警察、消防、海保、自衛隊が11万人体制で、浸水により孤立した住宅などからの救助、安否不明者の捜索にあたります。 pic.twitter.com/fAXqoWp3kG— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2019年10月13日
氾濫した河川についてもポンプ車140台の体制をさらに増強し一刻も早い浸水の解消に取り組みます。多くの皆さんが避難されている中で水や食料などの物資支援もプッシュ型で行ってまいります。国民の皆様におかれては、引き続き土砂災害や河川の氾濫などに十分に警戒していただくようお願いいたします。 pic.twitter.com/IOK3Fbnn7Q
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2019年10月13日
本日組織された統合任務部隊は、３．１万人、艦艇８隻、航空機約１３０機によって態勢を確立しました。また、自衛隊は、これまでに（本日１７時現在）河川の氾濫や土砂崩れから約４３０名を救出しました。 #台風１９号 #災害派遣 pic.twitter.com/J7ngOqVG6k
— 防衛省・自衛隊（災害対策） (@ModJapan_saigai) 2019年10月13日
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