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「日銀の国債は借金ではない」、財務相が認める答弁!


4月11日に行われた参議院決算委員会で、鈴木俊一財務相が日本国債は政府の借金ではないとする見解を認める答弁を行いました。

これは自民党の西田昌司参院議員が日銀(日本銀行)の保有している日本国債について、「日銀に支払う利払いの多くは政府の財布に戻ってくる」「新たな借金で乗り換えることが可能だ」などと政府見解を問い質す質問したところ、財務省側が事実関係として間違っていないと認めたものです。

答弁を行った鈴木財務相は「(西田議員の発言は)その通りだなという気がする」と発言し、日本国債を政府の借金だと言うのは難しいかもしれないと言及。

あくまでも政府見解が前提だとしていますが、それでも「日本国債は政府の借金では無い」というような発言を財務相が認めたのはかなりインパクトがあると言えるでしょう。

日本国債は日本銀行が発行し、日本政府がそれを購入する形で回っていますが、利払いの多くは日銀から日本政府に戻ってくる状態で、発行した国債の返済期限も日銀との調整次第で延長(借り換え)することが出来ます。

 

日銀の国債、借金でない? 財務相「その通り」
https://www.sankei.com/article/20220411-YZICM3RADNKXPFFCSJL5FASQXY/

日銀が持つ国債は、政府の借金として考えなくてもよい―。11日の参院決算委員会で、鈴木俊一財務相が従来の政府見解と異なるこうした考えを「その通り」などと認めてしまう一幕があった。自民党の西田昌司参院議員への答弁。

西田氏は、日銀が金融政策の一環として保有する日本国債について①満期が来ても新たな借金で借り換える②政府が日銀に支払う利払い費の多くは政府の財布に戻ってくる―ことを前提にすれば財政には影響を与えず、政府の借金は日銀分を除いて考えるべきだとの持論を展開した。

 

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