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福島第一原発1号機、注水停止試験をスタート!溶け落ちた核燃料の発熱状況を確認へ

*福島第一原発
10月15日から福島第一原子力発電所1号機で、溶け落ちた核燃料を冷やすための注水作業が停止状態となりました。

注水作業を止めたのは10月15日午前11時頃からで、17日午前11時までの約48時間にわたって注水作業を止めた状態にします。これは何らかのトラブルで注水作業が止まった際の温度変化や原子炉の状態を確認するための試験作業で、東電は溶け落ちた核燃料(デブリ)の温度上昇の幅を確認するとしていました。

今年5月には2号機でも同じ試験作業が行われており、そちらでも東電の予想範囲内で核燃料の発熱は収まっていたと報告されています。核燃料の取り出し作業も控えているだけに、東電は重要な確認作業としていました。

ただ、溶け落ちた核燃料を覆い隠していた水が無くなることで空気中に放出される放射性物質の量が増える恐れがあり、依然として油断は出来ない状態が続いているところです。

 

東京電力 福島第一原子力発電所 1号機 燃料デブリ冷却状況の確認試験の実施について
https://www2.nsr.go.jp/data/000286470.pdf

福島第一原発1号機 発熱状況確認のため注水停止試験を実施
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012133571000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

福島第一原子力発電所1号機で、溶け落ちた核燃料を冷やすため続けている原子炉への注水について、東京電力は、核燃料の発熱の状況などを確認するため注水をおよそ48時間にわたって停止する試験を15日から始めています。

 

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