10月25日にIOC(国際オリンピック委員会)の幹部と小池百合子都知事が、オリンピックの「マラソン移転案」がしめされてから、初めての会談を行いました。
小池都知事は冒頭からマラソン移転案に不服があるとして、「今回のIOCの発表には私も都民も正直、大変驚いた。都内の自治体や都民はマラソンと競歩を非常に楽しみにしてきたし、一生懸命、準備に励んできたことも事実だ。残念ながら皆が納得できる説明がいまだになされていない」と述べ、札幌移転案を認めるのは厳しいと強調。
これに対し、IOCのコーツ委員長も「IOCはドーハで起きたことにショックを覚えた。アスリートの健康を常に念頭に置いているため変更を決定した。これまで準備をしてきた東京都が大変失望することは念頭に置いている」などと反論し、東京でのマラソン実施は行わないと言及しました。
最後まで両者の主張は変わらず、IOCの決定はこのまま揺るがないと見られています。
また、小池都知事は直前の記者会見で「都は(経費の)負担はできない」とも発言しており、費用負担問題も再浮上することになりそうです。
マラソン変更は東京都への事前連絡が無かったと言われ、突然の決定に小池都知事は激怒していました。それだけにこの会談で東京都の不満を示した形で、オリンピックのマラソン移転を巡るドタバタ劇はまだ続きそうです。
東京オリンピックのマラソンと競歩の会場を札幌に移す案が、28日の週に、議論されるのを前に、東京都の小池知事はIOC=国際オリンピック委員会のコーツ調整委員長と会談し、札幌で行うという提案に至った経緯について説明を求めるとともに東京で実施したい意向を伝えました。
小池知事、マラソン会場変更なら「都は負担しない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191025-10250397-nksports-soci
東京都の小池百合子知事は25日の定例会見で、20年東京五輪のマラソン・競歩会場が東京から札幌への変更が検討されている問題に関し、もし会場が変更されるような事態になれば、「都は(経費の)負担はできない」と、あらためて明言した。
小池都知事はIOCのコーツ調整委員長と会談したが、マラソン・競歩の札幌開催は決定済みと宣告された。国も都も参加している組織委とIOCとの事前の根回しに、都知事だけが関与していなかったことが致命的である。GHQ最高指令が出てからでは遅すぎる。残された9ヶ月、五輪の成功に全力を挙げるしかない。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2019年10月25日
#Tokyoインパール2020
今回の騒動のキモは「酷暑の東京ではスポーツなどできない」とIOCが世界に宣言したことだ。ならば、梯子を外された小池知事は「IOCが無理だと言うので、開催返上」を申し出ればいい。そうすれば、この忌まわしい21世紀のインパール作戦から撤退できる。 https://t.co/ssTPGysVXT— 本間 龍 ryu.homma (@desler) 2019年10月18日
札幌でのマラソンいついて。なぜか小池百合子が1番責められてるけど、賄賂と嘘で東京に招致した、安倍晋三、石原慎太郎、猪瀬直樹、森本総理あたりに責任はあるでしょ。説明責任も。IOCだってその辺に先に説明したのでは?突然勝手に決めるわけないし。
— たるにー (@tarunynorzo) 2019年10月18日
東京は
1これまでかかった整備費
2今後発生するプラスの運営費
3見込んでいた経済効果の損失費
を請求し、札幌の整備費は負担しない
と主張すべきdメニューニュース:IOC、札幌開催案譲らず 小池都知事と会談も「意思決定している」/マラソン(サンケイスポーツ) https://t.co/9i39RA2yq9
— ウモゾー (@n85334497) 2019年10月25日
都知事は都が費やしてきたコストに責任を負う立場なのでこの主張は当然。どういう契約になってるかわからんが、そもそも五輪反対の一都民としてはIOCに賠償請求してもいいくらいだと思う。 / “小池知事 マラソンと競歩 東京で実施の意向IOC側に伝える | NHKニュース” https://t.co/GlEMBXviFK
— U次郎 (@Ujirou) 2019年10月25日
記事のタイトルがおかしい。
小池はこの期に及んでなお、アスリートの生命の危険はお構いなしで「都民は楽しみにしてきた」などと文句を言ったが、IOCは「都側が反対しようと、札幌でやるのは既にIOC理事会で決定したことだ」と突き放したんだから。 https://t.co/yPUBq1Tat2— Attention_on_deck (@attention_on) 2019年10月25日
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