秋の臨時国会が最終局面に突入しています。
臨時国会の会期は12月9日となっており、政府与党は会期末までに日米貿易協定の承認議案や教員の働き方改革に必要な関連法案の採決を行うとしていました。
先日に日米貿易協定の承認議案は衆議院本会議を通過し、参議院での審議も11月20日から始まっています。日米貿易協定にはTPP(環太平洋連携協定)と同じような内容が数多く含まれ、日本が貿易面でアメリカに飲み込まれると懸念されている貿易協定です。
日本の農業面はほぼ全面譲渡とも言える内容で、デジタル分野や金融面も市場開放が盛り込まれています。
このような政府与党の動きに野党は、首相主催の「桜を見る会」の問題で追求を強めるとしていました。桜を見る会問題では安倍政権の公職選挙法違反疑惑や安倍昭恵夫人の招待枠などが浮上し、これらの情報を材料にして野党が追求を強化しているところです。
ただ、国民からは重要法案や英語民間試験などの問題点をもっと追求してほしいとの声が多く、桜を見る会ばかりに時間が割かれている状況を問題視する意見もありました。
残り時間が僅かになった臨時国会、終盤戦の議論に注目です。
自民・公明両党の幹事長と国会対策委員長らは、20日朝、都内で会談し、安倍総理大臣の在任期間が憲政史上最長となったことを受け、今後も緊密に連携していく方針を確認し、政府が編成作業を進める今年度の補正予算案について、災害からの復旧や経済対策のため、10兆円規模にすべきだという考えで一致しました。
そのうえで、衆議院憲法審査会で継続審議となっている国民投票法の改正案について、野党側の理解も得て、今の国会で採決を目指す方針を確認しました。
衆議院議の定数465中、自民が285で公明が29。
残り151。どうやっても数の力には勝てない。→参院で審議し、与党は来月9日の臨時国会会期末の承認を目指す。
とあるから、12/9までに安部を引き摺り下ろすしかないのか?日協定案が衆院通過 賛成多数で可決 https://t.co/UazmoBoGz9
— 愛太郎🐾 (@seltsame_blume) 2019年11月19日
これを阻止するためなら他のことで時間を費やすように国会運営お願いします。
この臨時国会で可決に持っていくのに時間制限で出来ませんでしたに。
桜を見る会を優先に。
この日米貿易協定の方が大事です。— びっく城猫バンバン🐯🅾 (@banbankobigfore) 2019年11月20日
臨時国会は期間が短いので何を重点的に取り組むべきか難しいです。
特に法務委員会は懸案事項がとても多いので悩みます。一般質疑はあと数回しかありません。出来る限り要点を突いて今後の検討に活かしてもらえるような質疑をしていきたいと思います。
児相問題は取り組む人も少ないので頑張ります。— KUSHIDA a member of the House of Representatives (@KushidaOf) 2019年11月17日
安倍長期政権は、憲政(立憲政治)の破壊によるもの。
法解釈ですらない不正行為で9条を破壊。
国政調査権の発動を改ざん文書で欺き、臨時国会の召集要求を無視。後世に安倍政権が「憲政史上最長」となるか、それとも「憲政の敵という歴史の教訓」になるか、日本の民主主義の真価が問われている。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2019年11月19日
逆に野党側は安倍昭恵氏への文春砲のせいで臨時国会(12/9会期末)終盤で内閣不信任案出すのが難しいのではないか?出すと衆院解散の大義名分になる。野党は候補者出揃ってないし。一方自民党としては2019年度予算の税収不足も疑われてて今後の景気を考えると今年に解散したいだろうねぇ
— uraurag3 (@uraurag3) 2019年11月20日
国会内で「消費税5%への緊急減税で経済を立て直す・各界懇談会」。各界の方々から増税のもたらしている生活と営業への深刻なダメージと、減税への切実な思いが語られました。立憲民主党から初鹿衆院議員、れいわ新選組から舩後参院議員が参加され、連帯のスピーチをいただきました。力あわせ減税を! pic.twitter.com/Vc0icPdLDP
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2019年11月20日
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