内閣府が桜を見る会について、去年までの6年分の名簿を提出しました。
NHKによると、提出されたのは各府省庁などに残されていた名簿の記録で、いずれも一部を除いて、推薦者の氏名や役職はほとんどが黒塗り状態だったとのことです。
2日の国会答弁で安倍晋三首相は「ジャパンライフ元会長と一対一で会ったことはなく、個人的関係は一切ない」「桜を見る会が企業や個人の不当な活動に利用されることは決して容認できない」と述べ、問題となっている人物とは関係が無いとコメントしていました。
野党は一連の首相答弁に強い不満を示しており、「到底納得できない」として、参議院規則に基づく予算委員会の開催を改めて求めています。
臨時国会の残り時間が少ないだけに、安倍政権はこのまま逃げ切ろうとしている状態で、世論やメディアの動きも重要な要素となりそうです。
「桜を見る会」をめぐり、内閣府は各府省庁などに残されていた、去年までの6年分の推薦者名簿を新たに国会に提出しました。しかし、すでに提出されたことしの名簿と同様に、ほとんどが黒く塗りつぶされています。
首相、ジャパンライフ元会長との関係否定 参院本会議
https://www.sankei.com/politics/news/191202/plt1912020015-n1.html
安倍晋三首相は2日の参院本会議で、預託商法などが問題視され、経営破綻した「ジャパンライフ」元会長との関係について「一対一で会ったことはなく、個人的関係は一切ない」と否定した。昭恵首相夫人についても「面識はない」と述べた。元会長は、首相が主催した平成27年の「桜を見る会」の招待状を宣伝に悪用したとして、野党が問題視している。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう