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台風15号の被災者ら、ブルーシート状態の家で年越し 業者不足で来年も工事 「寒くて辛い」「何時直るのか」


秋の台風15号で甚大な被害を受けた千葉県ですが、今も多くの住宅が損壊したままになっています。
大晦日の今日もブルーシートで覆われた状態となっている住宅が多く、冷たい風を耐えながら生活している住民も多いです。

工事が遅れている原因として業者不足の深刻化があり、各地で多発している災害の影響もあって大規模な修繕に対応が出来ないと報じられています。

朝日新聞によると、被害が集中した千葉県南部の館山市、南房総市、鋸南町で、壊れた住宅の補助申請が計約5500件ほどあった一方で、実際に支給されて修繕が終わったのは32件しか無いとのことです。
千葉県南部だけでも5400件以上の住宅が損壊したまま放置されている状態で、仮設住宅支援などで国が動く必要があると言えるでしょう。

 

ブルーシートの屋根で年越し「寒くて眠れない」 千葉
https://www.asahi.com/articles/ASMDW4RX8MDWUDCB00H.html

房総半島南端の漁師町、館山市布良(めら)地区。今月26日の夜、橋本博一さん(61)は電気ヒーターの前で手をこすり合わせた。畳をはずしてブルーシートを敷いた床や、はがれた天井板の間からは冷気が吹き込む。「寒くて眠れやしない。苦しいよ」
台風15号が襲った9月9日、橋本さんは、ひとりで暮らす築約40年の木造2階建ての2階の寝室で轟音(ごうおん)を聞いた。窓をつき破るような強風が吹きつけ、家が揺れていた。

台風15号、壊れたままの被災住宅 千葉南部、業者不足
https://www.asahi.com/articles/ASMDR72GQMDRUDCB011.html 

9月の台風15号の暴風雨で被害が集中した千葉県南部の館山市、南房総市、鋸南町で、壊れた住宅の修理費の補助申請が計約5500件あった一方で、支給は計32件にとどまっていることが3市町への取材でわかった。業者不足で修理ができないためで、多くの住民がブルーシートの屋根の下で年を越すことになる。

 

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