*アイヌ
政府が2019年夏に行ったアイヌ民族関連法案のパブリックコメント(意見公募)で、差別的なコメントが殺到したことから公開が中止になりました。
公開が中止となったのは「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律施行令」のパブリックコメントで、北海道新聞の記事だと、集まったパブリックコメントの98%が公表の対象外になったとのことです。
パブリックコメントでは原則として「案に関しない意見」は公開されず、今回の事例だと法案の中身を指摘するコメントよりも、アイヌ民族そのものを否定する意見が殺到したことから見直しの対象が拡大。
実際に集まったパブリックコメントの中には、「アイヌ民族は存在してない」「アイヌは先住民族ではない」「アイヌへの差別なんて無かった」というような意見があったと発表されています。
いわゆるヘイトスピーチ(憎悪表現)に繋がるようなコメントも見られ、行政として大半の非公開を決めた形です。
ただ、ネット上では「全てのコメントを公開するべき」「良くも悪くも民意なので見てみたい」との意見が多くあり、非公開方針に疑問を投げ掛ける声が相次いでいました。
パブコメ98%公表せず アイヌ新法方針案 大半が差別表現
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/384359
ヘルにっぽんが可視化していく pic.twitter.com/W2SrRZEMtx
— Mark Winchester/マーク・ウィンチェスター (@archerknewsmit) January 17, 2020
パブコメ98%公表せず アイヌ新法方針案 大半が差別表現
▶︎情報公開請求で明らかに。公募期間中、ネット上で文例を示した意見提出の呼び掛けも。専門家「異常な状況」#アイヌ施策推進法 #パブリックコメント #意見公募 #アイヌ民族 #差別表現
北海道新聞 どうしん電子版https://t.co/GUJuBjKJuE pic.twitter.com/Jyi0EgSAIa— 北海道新聞 報道センター (@doushinhoudouc) January 18, 2020
「アイヌは先住民族ではない」という意見も政府は抹殺を始めましたね。
▶️パブコメ98%公表せず アイヌ新法方針案 差別発言多く(画像は頂き物) pic.twitter.com/fBV082OUQu— 大師100 (@Daishi_hundred) January 18, 2020
個人による20~30件の提出を求める例もあった。意見は匿名が可能なため、同一人物が複数提出した可能性もある。
パブコメ98%公表せず アイヌ新法方針案 大半が差別表現
:北海道新聞 どうしん電子版 https://t.co/4n2gn5hgLY— buchi (@AKI43054757) January 18, 2020
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