肥満だと新型コロナウイルスの感染時に重症化するリスクが高いとの報告書が出ました。
アメリカCDC(疾病予防管理センター)が重症化した新型コロナウイルスの感染者を調査したところ、集中治療室(ICU)に運び込まれた患者の32%が持病として糖尿病を持っていることが判明。
その他の基礎疾患についても慢性肺疾患が21%、心血管疾患が29%となり、肥満に関連する基礎疾患で全体的に高い数値が並んでいました。
CDCは肥満と重症化に関係性が見られるとして、糖尿病や慢性肺疾患、心疾患などの基礎疾患を持った人を対象にして強く注意を促しています。
アメリカの肥満率を見てみると、高度肥満と判定された人の割合は全米で18%と高く、日本とは段違いに肥満が多いです。
アメリカで新型コロナウイルスの感染者数や犠牲者が急増している背景には、アメリカの国民病である肥満が大きな影響を与えている可能性が高いと言え、日本においても太り気味の人は特に注意した方が良いかもしれません。
Since SARS-CoV-2, the novel coronavirus that causes coronavirus disease 2019 (COVID-19), was first detected in December 2019 (1), approximately 1.3 million cases have been reported worldwide (2), including approximately 330,000 in the United States (3). To conduct population-based surveillance for laboratory-confirmed COVID-19–associated hospitalizations in the United States, the COVID-19–Associated Hospitalization Surveillance Network (COVID-NET) was created using the existing infrastructure of the Influenza Hospitalization Surveillance Network (FluSurv-NET) (4) and the Respiratory Syncytial Virus Hospitalization Surveillance Network (RSV-NET). This report presents age-stratified COVID-19–associated hospitalization rates for patients admitted during March 1–28, 2020, and clinical data on patients admitted during March 1–30, 2020, the first month of U.S. surveillance. Among 1,482 patients hospitalized with COVID-19, 74.5% were aged ≥50 years, and 54.4% were male. The hospitalization rate among patients identified through COVID-NET during this 4-week period was 4.6 per 100,000 population. Rates were highest (13.8) among adults aged ≥65 years. Among 178 (12%) adult patients with data on underlying conditions as of March 30, 2020, 89.3% had one or more underlying conditions; the most common were hypertension (49.7%), obesity (48.3%), chronic lung disease (34.6%), diabetes mellitus (28.3%), and cardiovascular disease (27.8%).
新型コロナの重症化リスク、肥満要因が鮮明に
https://news.yahoo.co.jp/byline/inosehijiri/20200412-00172864/
新型コロナウイルスの重症患者に肥満症患者が多いことが欧米各国の医療現場からの報告で次第に明らかになってきた。肥満症患者は普通の人に比べて免疫力が低いため、感染や重症化のリスクが高い可能性をもともと指摘されてきたが、データや治療に当たる医師らの証言で裏付けられた格好だ。肥満人口は世界的に増大しており、新型コロナの被害が各国で深刻化する一因となっている可能性もある。
CDCが14州での研究結果を公表。#新型コロナ 入院患者の89.3%が一つ以上の基礎疾患あり。
高血圧、メタボ(糖尿病含む)、喘息、心臓疾患など。
研究対象患者1500人のうち、74.5%が50歳以上で54.4%が男性
>日本もこういうデータ出せばいいのに。https://t.co/KEt4gysy03 @YahooNewsさんから— すべて国産で暮らそう (@Harukahh8) 2020年4月10日
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)から発表されたデータのまとめ。報道されていいることと重複しますが、再確認。
重症化のリスクファクター
65歳以上の高齢者、特別養護老人ホームや介護施設の入所者、慢性呼吸器疾患、喘息、重篤な心疾患、免疫不全、肥満(BMI40以上)、糖尿病、透析患者、肝疾患 pic.twitter.com/IuEo8APV4l— 誤嚥性肺炎.com (@Aspiration_p) 2020年4月9日
🇬🇧英国学術雑誌Nature: 新型コロナウイルス感染者の患者の中で最も多く見られる併存症は「T2DM(2型糖尿病)とメタボ」。これは、死亡リスクが最大で10倍になる可能性があることをCDC(アメリカ疾病予防管理センター)のウイルスレポートで明かされている。https://t.co/R1j9q1kaRj
— VÉSUVIO(ZÈN)🇮🇹🇯🇵 (@Vesuvio_1209) 2020年4月8日
COVID-19 重症化リスク高い層 by CDC
・65歳以上
・長期療養施設入所者
・慢性肺疾患 or 中等度以上の喘息
・免疫不全 (この中に喫煙も含めている)
・BMI 40以上の肥満
・糖尿病
・慢性腎障害による透析患者
・肝疾患https://t.co/tcIkjnOtU3 @CDCgovさんから
— 武田孝一 (@tango_ballet) 2020年4月4日
米・CDC 疾病予防管理センター
最新報告書「糖尿病や慢性肺疾患、心疾患などの基礎疾患を持った人は、コロナに感染すると重症化するリスクが高いというデータが出た」もうかなり前から、CDCは「肥満体質の人は免疫力が低いため、新型コロナに感染すると重症化するから注意しろ」と言ってる
— TOHRU HIRANO (@TOHRU_HIRANO) 2020年4月13日
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