東京都と大阪府の医療崩壊を巡って、知事らが激論を繰り広げています。
愛知県の大村知事が最初に「東京と大阪で医療崩壊が起きている」と発言したところ、吉村知事が「大阪で医療崩壊は起きていません。何を根拠に言っているのか全く不明です」と反論。
同じく大阪市長の松井一郎氏も「デマで大阪を貶めても自身の値打ちが上がるもんではありません」などとツイートし、大村知事への批判コメントを投稿しました。
その反論を受けて再び大村知事は28日の記者会見で、「私は公表されたデータを拝見して申し上げただけ。違うというならデータをもって話すべきだ。そうでなければ、ただ単に言い訳しているに過ぎない」と述べ、大阪府が一時的に医療崩壊となったのは事実だと繰り返して強調。
吉村知事らの意見に真っ向から疑問を投げ掛けていました。
大阪府は4月頃に感染者数が急増した影響で、緊急患者の受け入れが停止状態になった病院が複数発生しています。
これは複数のメディアも報道していたもので、吉村知事がツイッターで「役割分担をしてコロナの重症者にもその他の救急にも対応した計画的措置」などと書いていますが、やや苦しい言い訳に見えてしまうところです。
ネット上では賛否両論となっていますが、一時的に大阪府の医療体制が危機的な状況となった事実は認めるべきだと思います。
大村知事「ただ単に言い訳」 医療崩壊否定の吉村知事に
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8d7f205b66d4c3eafdb9a748d1384e843c177bd
愛知県の大村秀章知事は28日の記者会見で、「東京と大阪で医療崩壊が起きている」という自身の発言に対し、大阪府知事と大阪市長がツイッターで反発していることについて、「私は公表されたデータを拝見して申し上げただけ。違うというならデータをもって話すべきだ。そうでなければ、ただ単に言い訳しているに過ぎない」と述べた。
大村さん、Twitterの吉村寝ろ、大村寝てろのハッシュタグが余程ショックなんでしょうが、デマで大阪を貶めても自身の値打ちが上がるもんではありませんよ。大阪で医療崩壊は起きていないし全国に先駆けてコロナ専門病院を設置済み、フルオープンの情報開示を実施しています。#吉村寝ろ #大村寝てろ https://t.co/WgTPEhXJ7D
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) 2020年5月27日
大阪で医療崩壊は起きていません。何を根拠に言っているのか全く不明です。一生懸命、患者を治療する為、受け入れてくれた大阪の医療関係者に対しても失礼な話です。東京もそうですが。根拠のない意見を披露する前に、県は名古屋市ともう少しうまく連携したら?と思います。 https://t.co/VyRp3GhHA8
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) 2020年5月27日
①大村知事「ただ単に言い訳」って酷いね。確認したら、大阪の3次救急の4病院で一部救急停止したことを「医療崩壊」と言ってるらしいが、全く違う。これは4月21日救命センター長会議において、3次救急、特定機能2次救急(65病院)で救急受け入れ余力可能数を算定し(215名)、 https://t.co/Fa1w3c4hfG
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) 2020年5月28日
②その範囲で公立4病院の救急を一時停止し、コロナ重症患者の治療に専念したもの。よって、役割分担をしてコロナの重症者にも、その他の救急にも対応した計画的措置。救急を断るものでも、「医療崩壊」でも何でもない。大村知事が事実関係も調査せずに、「大阪や東京は医療崩壊!」って謝罪もんだよ。 https://t.co/VCWi27O3QW
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) 2020年5月28日
③公立4病院でコロナ重症患者の治療の為に一部救急停止を決めたのは、4月7日〜順次段階を追って進めていったが、4月21日のセンター長会議で、受け入れ可能数を算定、大阪全体でのコロナ重症患者の治療と他の救急との受け入れ可能数を総合調整。重症者の救急断り、オーバーフローは起きていないよ。 https://t.co/5ZZ1QQRutE
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) 2020年5月28日
誹謗中傷が話題のようですが、ここで高名な医師がツイートし、大阪市長がリツイートした誹謗中傷をご覧下さい。 pic.twitter.com/OPMGXwBmA6
— しょみ~ん (@siseinosyomin) 2020年5月28日
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