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分科会が新型コロナの危険指標を発表⇒政府は採用を見送り 菅官房長官「方針の変更が必要とは考えていない」


*記者会見
専門家らが集まった新型コロナウイルス対策を検討するための分科会が、新型コロナウイルスの感染状況を4つのステージに分類し、緊急事態宣言を出すための具体的な数値を発表しました。

8月7日に分科会は病床の占有率(ひっ迫具合)や療養者数、PCR検査の陽性率、新規感染者数、1週間単位での推移比較、感染経路不明の6項目をまとめ、これらの指標で一定以上になったら休業要請やイベントの見直しなどを政府が要請するべきだと提言しています。

最悪のステージ4に相当する数となった場合、再び緊急事態宣言も検討する必要があると報告していました。

この分科会の提言を受けて、政府は「ただちに基本的対処方針の変更が必要とは考えていない」とコメントし、現時点で分科会の案を採用することはないと強調。
菅官房長官も「縛られすぎるのは良くない」などと後ろ向きな発言を繰り返している状態で、引き続きGoToキャンペーンを中心とした経済優先政策を行うとしていました。

 

病床占有2分の1で緊急事態 コロナ感染、6指標を提示 政府分科会
https://news.yahoo.co.jp/articles/2994e051f5ca2ca77d271f03bf7117f8c6513e96

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)は7日、東京都内で会合を開き、感染状況の分析方法について議論した。
感染拡大の進行状況を四つのステージに分類。緊急事態宣言発令の対象となる「ステージ4」については、「病床占有率2分の1以上」などの基準値を「目安」として示した。

 

 

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