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モーリシャス沖の日本船座礁、船体が真っ二つになる恐れ フランスなどが国際支援 希少生物が危機に


先月末にインド洋の島国モーリシャス沖で座礁した日本船籍の大型貨物船「WAKASHIO(わかしお)」ですが、このままだと船体が真っ二つに裂ける恐れもあるとして、地元当局が最大級の警戒を呼び掛けています。
この船には約4000トンの燃料が搭載されており、8月11日の時点で1000トンほどが海に流出。

世界的な観光地であるモーリシャス沖の広い範囲が汚染されてしまっていますが、船体が割れてしまうとそれを超える規模になる可能性があると報じられています。

モーリシャスは世界的に有名なサンゴ礁や独自の進化を遂げた希少生物が生息している場所で、観光業が経済の大部分を占めている国です。新型コロナウイルスで影響を受けていたところに今回の座礁事故が発生し、影響が長期化すると経済にも深刻なマイナスが出ることになるかもしれません。

既にフランスなどが国際支援を開始していますが、それでも重油の除去作業は間に合っておらず、モーリシャスの装備品不足もあって、重油を除去するまでに数週間は掛かるとも言われています。
日本政府は「適切に対応したい」とのコメントを出し、現地に小規模な調査部隊を送っていますが、本格的な大規模支援はしていません。

現地の様子AFP

 

重油流出の日本貨物船、「真っ二つ」の恐れも モーリシャス沖
https://news.yahoo.co.jp/articles/f16dcc1102bf4c770033c77b67ef3b7a911c9001

インド洋の島国モーリシャスのプラヴィン・ジャグナット大統領は9日、同国沖で座礁し、重油が流出している日本の貨物船について、船体に大きな亀裂が入り、船が「真っ二つになる」恐れがあると警告した。
日本の海運会社、長鋪汽船の関連会社OKIYO MARITIME社が所有する、パナマ船籍の大型ばら積み貨物船「WAKASHIO(わかしお)」は先月25日、モーリシャス沖のサンゴ礁周辺で座礁した。
同船は商船三井がチャーターし、運航していた。

 

 

 

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日本船の貨物船が重油流出事故、モーリシャスで環境緊急事態宣言!国際支援を要請へ!「最悪の危機の一つ」
https://johosokuhou.com/2020/08/10/35461/

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