日本維新の会代表である大阪の松井一郎市長がツイッターで共産党議員に噛み付いたところ、反論されて論破された上に、相手の役職も間違っていたことが判明して訂正する騒動になりました。
キッカケは共産党の山本のりこ氏が大阪のPCR検査数について、「大阪市独自としてはほとんど具体的なコロナ対策が実施されておりません」と指摘したツイートに対し、松井市長が「共産党はデマを撒き散らすのはやめなさい。保健所の体制はこの三ヶ月で人員を倍に強化、9月には更に50名増員します。PCR検査も5月は1日800件でしたが現在は3000強に増やしています」と反論した発言です。
松井市長の発言に反応したのが同じく共産党のたつみコータロー前参議院議員で、「松井市長こそ正確な情報発信を。大阪のPCR検査数が3000強?いつ?大阪府の8月1日〜20日までのPCR検査総数は41034件で1日平均2051件です」などと指摘し、松井市長の発言は間違っていると論破しました。
これに松井市長は怒りを感じたようで、今度はたつみコータロー氏にも「たつみさん、僕は検査のキャパを申し上げています。現在は1日あたり3000名強までPCR検査が可能です。貴方も市会議員だったのだから、職員増員にどの様な手続きが必要よくご存知でしょ」と噛み付くも、役職を市会議員と間違えて謝罪&訂正することになります。
一連のやり取りはネット上でも注目を浴び、非常に残念な市長として、イソジン発言の吉村知事と並ぶ存在というような感じで評されていました。
共産党はデマを撒き散らすのはやめなさい。保健所の体制はこの三ヶ月で人員を倍に強化、9月には更に50名増員します。PCR検査も5月は1日800件でしたが現在は3000強に増やしています。当然大阪市内も拡充済みです。 https://t.co/Zh8bOFYBpe
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) August 20, 2020
松井市長こそ正確な情報発信を。大阪のPCR検査数が3000強?いつ?大阪府の8月1日〜20日までのPCR検査総数は41034件で1日平均2051件です。保健所については「第一波」後の体制強化が不十分で市内PCR検査の遅れとなってきたのではないですか。9月に50人?手を打つのが遅すぎます。 https://t.co/UQuBtXcD1V
— たつみコータロー 前参議院議員 日本共産党 (@kotarotatsumi) August 21, 2020
たつみさん、僕は検査のキャパを申し上げています。現在は1日あたり3000名強までPCR検査が可能です。貴方も市会議員だったのだから、職員増員にどの様な手続きが必要よくご存知でしょ、感染症対策チームは5月50名から7月に100名、9月に150名と5月の三倍に増やしています。批判だけは楽ですね。 https://t.co/e98WG32JP7
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) August 21, 2020
PCR実施数の少なさに対する指摘に、「キャパ」で答えるのは滑稽です。職員を増員するならあわせて副首都推進局の職員42名も回されてはいかがか。それから市長は批判封じではなく、大阪市内の感染拡大に対して謙虚に受け止め、感染抑止に取り組むべきです。ちなみに私は市会議員の経験はありません。 https://t.co/Bbelem7Kmj
— たつみコータロー 前参議院議員 日本共産党 (@kotarotatsumi) August 21, 2020
たつみ氏は市会の経験者ではありません。清水さんと勘違いしていました。訂正してお詫びいたします。 https://t.co/Ix4UBEVU7y
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) August 21, 2020
市長は4月の時点で、副首都推進局の半数を充てると仰ってましたね。
これが本当だとしたら、担当の人員が半減しても、何故予定通り住民投票ができるのか不思議ですね。https://t.co/rel6HDgAVJ
— 恒久的絶対平和 (@japasiaearth) August 21, 2020
足りないことへの工夫ができないのは出来損ないってことです。未だにPCRを受けられない人がいるという現実をうけとめられない、それに対しての対処がなされないのは市長としてあかんやろ!って話です😡
— 莉深リミ (@tatsuonedakara) August 21, 2020
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