*国立感染症研究所
8月24日に政府の専門家会合が行われ、そこで国立感染症研究所が新型コロナウイルスの第二波に関する詳細な分析データを発表しました。
NHKの記事によると、国立感染症研究所は今年5月までの第一波と6月以降の第二波でデータを分割し、第一波の死亡率が6%だったのに対して、第二波が4.7%に減少したと報告。
総数では第二波の方が死亡率は下がっていましたが、検査数の増加から死亡率の低い若い世代の割合が増えているため、70歳以上の高齢者に限定した数値だと、第1波が25.1%、第2波が25.9%に跳ね上がっていました。
男性は女性に比べてリスクが2.8倍になっており、高尿酸血症や糖尿病のような基礎疾患がある方は死亡率が2倍以上に急上昇しています。
特に高齢な男性の死亡率が顕著に高く、引き続き新型コロナウイルスは警戒が必要だとまとめられていました。
世界各国の医療機関や政府当局が発表しているデータもほぼ同じ傾向で、若い世代でも基礎疾患があると死亡率が高くなり、基礎疾患が無くても高齢者だと重篤化するリスクが高いです。
高齢者で基礎疾患があると死亡率が極めて高くなることから、このようなリスクの高い人を中心に感染症予防を強化することが重要になるかもしれません。
新型コロナウイルス対策について厚生労働省に助言する専門家の会合が開かれ、これまでに亡くなった人や重症になった人たちの分析などが報告されました。第1波の流行と比べて現在の流行では、亡くなった人の数は少ないものの高齢の人の致死率はほとんど変わっていないということです。
新型コロナウイルス対策について厚生労働省に助言する専門家の会合が開かれ、これまでに亡くなった人や重症になった人たちの分析などが報告された。第1波の流行と比べて、現在の流行では亡くなった人の数は少ないものの、高齢の人の致死率はほとんど変わっていないという。https://t.co/t2PXcVwIVH
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) August 24, 2020
弱毒化はしてないようです。「第1波の際の致死率は6%だったのに対して、6月以降は4.7%と低下傾向。50代、60代の致死率は第1波が2.8%、第2波が3.1%。また70代以上の致死率は、第1波の際が25.1%、第2波が25.9%とほとんど変わらず」 https://t.co/UXsjkfLhZQ
— 宮本徹 (@miyamototooru) August 24, 2020
問題は、これをどう維持するか。Stay Homeで収束は当り前。政府は脱Stay Homeしたいのでしょ?→『各地でこの実効再生産数が流行が収束に向かう目安となる「1」を下回っているとしました。』
新型コロナ第2波の流行“高齢者の致死率変わらず” 専門家会合 | NHKニュース https://t.co/BianoyvqCL
— sci_kat (@scikat2) August 24, 2020
ほんでも政府は第1波第2波というとらえ方しない(してない)んだろ?だろ?言ってたよな?よな?
→新型コロナ第2波の流行“高齢者の致死率変わらず” 専門家会合 | NHKニュース https://t.co/xyYRLqoXw9
— Tokyo_Nicholas (@tokyo_nicholas) August 24, 2020
新型コロナ第2波の流行“高齢者の致死率変わらず” 専門家会合https://t.co/xftCQVBpX6
一部報道にあったような弱毒化はしていないということだろう。
橋下徹氏が指摘しているように、ある程度の感染を許容して経済を動かしていくのか、経済二の次で感染を抑え込むのかの岐路にある。— ニュースに好きなことをつぶやく垢 (@515eQ08NhE6Wn1H) August 24, 2020
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