菅義偉首相が東京五輪の最高顧問に！安倍前首相には専用ポストを新設か　森会長が言及

＊首相官邸
菅義偉首相が東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の最高顧問（議長）に就任します。
五輪組織委員会の最高顧問は首相が担当することになっており、今まで担当していた安倍晋三前首相が退任したことで、菅首相に変更となる形です。

朝日新聞の記事には森会長の意向として、安倍前首相の専用ポストを新設するというような話も紹介されていますが、現時点で本人の意向が分からず、これから新設に向けて動くと見られています。

森会長は記者会見で「安倍さんにはポジションを差し上げなければ。本人の意向もあるだろうが、めでたく開会式ができれば、一緒に並んで世界のお客様を迎えたい」と語っており、東京オリンピックも予定通りに実施するとの決意を強く示していました。
東京オリンピックの最高顧問に就任することで菅首相も同じように強固な五輪開催に走り出す可能性があると言え、2021年の東京オリンピック開催を巡る駆け引きは今後も続きそうです。
＊IOC（国際オリンピック委員会）は新型コロナウイルスの感染状況で五輪開催の是非を年内にも判断する意向

安倍前首相に「五輪組織委の新ポストを」　森会長が意向
https://www.asahi.com/articles/ASN9L25FGN9KUTQP01Q.html

　東京オリンピック（五輪）・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は17日、安倍晋三・前首相に組織委内の新たなポストを用意する考えを示した。安倍前首相は組織委の顧問会議の最高顧問・議長を務めてきたが、このポストには菅義偉首相が就く予定になっている。