*日本学術会議
日本学術会議が正式に推薦人の再任命を政府に要望しました。
日本学術会議は要望書の中で「内閣総理大臣 菅義偉殿 2020年9月30日付で山極壽一前会長がお願いしたとおり、推薦した会員候補者が任命されない理由を説明いただきたい」「2020年8月31日付で推薦した会員候補者のうち、任命されていない方について、速やかに任命していただきたい」と述べ、推薦人の任命と拒否した理由の説明を要請。
政府の決定に不満を示すと同時に、政府に対して説明を強く求めました。
日本学術会議の山極壽一前会長は任命を拒否した菅義偉首相に疑問を投げ掛けており、記者会見でも「政府の見解をしっかりと聞きたい」と語っています。
この問題を巡っては日本私立大学教職員組合連合も反対声明を出して、任命拒否の撤回を首相官邸に求めるなど、徐々に反対の声が広がっているところです。
「歴史に残る汚点」私大教職員組合が声明 学術会議任命拒否の撤回求める
https://news.livedoor.com/article/detail/18997625/
日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅義偉首相が任命しなかった問題で、全国の私大・短大の教職員組合でつくる「日本私立大学教職員組合連合」が3日、「歴史に残る汚点となる」などとして首相に抗議し、任命拒否の撤回を求める声明を発表した。
学術会議、菅首相への要望書決定 会員任命拒否、理由説明を
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100300489&g=soc
日本学術会議の会員候補6人が任命を拒否された問題で、学術会議は3日の幹事会で、菅義偉首相宛ての要望書を正式決定した。同日中に内閣府に要望書を送付。菅首相側の具体的な説明を待つ。
政府「見送り決定覆さず」 学術会議の要望書に
https://www.tokyo-np.co.jp/article/59493/
政府は、日本学術会議による新会員候補6人の任命を求める要望書に対し「任命を見送った決定は法に基づき適正だ」(政府高官)との立場を堅持する方針だ。首相周辺は3日「決定を覆すことはない」と強調した。
政府関係者は「要望に応じて見直せば、政府判断が間違っていたと認めることになってしまう」と指摘した。
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