*CDC
アメリカの疾病対策センター(CDC)が再び新型コロナウイルスの空気感染に言及しました。
CDCは新型コロナウイルスの感染経路に関する指針の中で、当初の予想以上に小さな粒子で新型コロナウイルスが拡散されることがあるとして、「ウイルスの保持者から6フィート(約1.8メートル)以上離れていた相手にウイルスが感染した」との報告を紹介。
限定的かつ特異な状況において、事実上の空気感染と似たような状態になるとまとめていました。
また、無症状感染者に関しても「感染しているが症状がない人も、ウイルスを他人に感染させ得る」と明記し、新型コロナウイルスの症状が無くても陽性反応が出た人は警戒するように呼び掛けています。
先月にもCDCは似たような指針を示しましたが、「草案を間違えて提示した」として撤回していました。最初の撤回はトランプ政権の圧力とも言われており、色々な憶測が世界で飛び交いましたが、真相は不明のままです。
新型コロナウイルスの無症状感染や空気感染は初期から一部で報告されていた現象で、やっとCDCもその可能性を認めたのが今回の指針であると言えます。
新型コロナ空気感染の可能性、米CDCが再び言及
https://www.cnn.co.jp/usa/35160506.html
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は5日、新型コロナウイルスの感染経路に関する指針を再び改訂し、空気感染の可能性に関する情報を追記した。
CDCの声明では、「限定的かつ特異な状況において、新型コロナウイルスの保持者から6フィート(約1.8メートル)以上離れていた相手にウイルスが感染したという報告や、新型コロナウイルス陽性者がその場を離れた後に他人が感染したという報告も、一部に存在する」と認めた。
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