*自民党大阪府連
10月12日に公示された大阪都構想の住民投票で、自民党内部の意見が割れています。
地元の自民党大阪府連は都構想に反対の立場を表明し、今回の住民投票でも反対の呼び掛けを行っていました。これに対して菅義偉首相は日本維新の会と長年の交流があり、安倍政権時代からの会食を通して水面下で手を組んでいる状態になっています。
時事通信社も自民党の現状について、「菅首相と自民府連にずれ 立憲は維新の伸長警戒 大阪都構想」と報道しているほどで、日本維新の会との連携を模索している菅首相と大阪都構想に反対している自民党大阪府連で対立。
菅首相は将来的に自民党の議席が大きく減った場合、連立与党の相手として日本維新の会を視野に入れているとも言われ、大阪都構想の行方が解散総選挙のタイミングにも影響を与えることはほぼ確定的な情勢です。
大阪都構想が可決となれば、日本維新の会の勢力は大幅に拡大することから、解散総選挙の時期は延期となるかもしれません。
一方で、大阪都構想の否決が確定すると、日本維新の会が弱体化するため、解散総選挙を年内の早い時期に実施すると予想されます。どっちに転がっても菅政権は過半数を維持することになりそうですが、過激な日本維新の会が増長するリスクを考えると、大阪都構想は否決されたほうが日本のためになるでしょう。
「大阪都構想」の是非を問う住民投票が12日告示され、静観を決め込む菅義偉首相と、同構想に反対する自民党大阪府連のずれが際立ってきた。
府連は否決に追い込んで構想を推進する日本維新の会に打撃を加えたい考えだが、首相や自民党本部には国会運営などで維新と引き続き連携したい思惑がある。一方、立憲民主党や共産党は、維新の勢力伸長を強く警戒している。
本日、大阪市廃止・特別区設置の是非を問う住民投票が告示されました。
「一度大阪市を廃止して、失敗したら戻せばいい」という声があるようですが、二度と大阪市には戻せません。
「大阪都構想」(=大阪市廃止)は、片道切符です。それをよく受け止めて、投票をお願いいたします。 pic.twitter.com/SZAN2uOG5g
— 左藤 章 (@310akirasato) October 12, 2020
いよいよ住民投票が始まりました。
大阪市民の皆様が暮らす町「大阪市」の将来を決める大切な選挙です。
制度の中身を正しく知って、5年前の投票率66.83%を上回る、1人でも多くの皆様のご投票をお願い申し上げます。【期日前投票は明日から】
『運命の日』まで、あと20日https://t.co/VKSmj3X1To pic.twitter.com/Ac8vDPzQNd
— 自民党大阪府連 (@jiminosaka) October 12, 2020
大阪都構想 維新、悲願へ総力戦…公明が支援 自民 足並み乱れ
>自民党は大阪府連が反対の立場だ。国政で連立を組む公明党とたもとを分かった形となり、自民市議からは「公明が維新と行動を共にするなら、選挙協力はできない」との強硬な意見も出ている。 pic.twitter.com/zhmhZIGaIK
— 𝓝𝓮𝓬𝓸𝓸𝓭𝓲3 (@necoodi3) October 13, 2020
都構想とは 維新による 壮大な詐欺である
大阪都構想により、これまで前例の無い政令指定都市である「大阪市」がなくなろうとしています、本当に良いのでしょうか、全ての人々に知ってほしい事実があります。 https://t.co/An7i7zidoD
— 大阪が好きやねん@維新にこれ以上大阪を壊されてたまるか! (@oosakahaoosaka) October 10, 2020
なお、その大阪都構想の根拠法である大都市法は菅首相が当時自民党プロジェクトチームの座長として取りまとめ自民党全員賛成で成立いたしましたpic.twitter.com/G5SGzUaRke
— QP3秒間クッキング (@kewpie3sec) October 12, 2020
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