大阪元市長の橋下徹氏が大阪市に大激怒しています。
橋下氏が激怒したのは先日に毎日新聞が報道した大阪市の都構想に関する試算結果です。
試算では大阪市を四つの自治体に分割した場合、行政サービスを実施するために毎年必要なコスト「基準財政需要額」の合計が現在よりも約218億円増えるとまとめていました。
この試算を作ったのは市財政局で、行政コストが増えることで特別区の収支悪化が予想されると報じられています。
これに橋下氏は「完全なる大阪市役所のクーデター。これが大阪市役所の実態。この市役所が関東軍として大阪をボロボロにしてきた」とコメントし、大阪市が反乱行為を行っていると批判。大阪市を潰して新しい役所に作り直すべきだとして、報道した毎日新聞にも「このスーパー誤報道のきっかけを作った毎日新聞はどう訂正するんや?きちんと訂正しなければ完全に便所紙になるぞ」などと暴言を吐いていました。
大阪市4分割ならコスト218億円増 都構想実現で特別区の収支悪化も 市試算
https://mainichi.jp/articles/20201026/k00/00m/040/061000c
大阪市コスト試算 制度基づかず
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201027/2000036578.html
大阪市コスト試算 制度基づかず|NHK https://t.co/0La9rEfiVr
➡︎完全なる大阪市役所のクーデター。これが大阪市役所の実態。この市役所が関東軍として大阪をボロボロにしてきた。こういう市役所を残すのか、それとも新しい役所に一から作り直すのか。もちろん作り直す。それが大阪都構想。— 橋下徹 (@hashimoto_lo) October 27, 2020
このスーパー誤報道のきっかけを作った毎日新聞はどう訂正するんや?きちんと訂正しなければ完全に便所紙になるぞ!
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) October 27, 2020
政令市と特別区は権限が全く別ものです。そもそも、政令市の権限を広域自治体の大阪府と特別区に分ける制度改革は初めてなので総務省に大阪特別区の基準財政需要額の計算式が無いのです。毎日新聞は総務省に計算式が無い事は承知したいるのに大阪市を4つの政令市した場合のコストを記事にしたのです。 https://t.co/Q3sTuNsC2y
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) October 26, 2020
いやでも、維新が「サービスは減らない」と言っているんだから、計算としてはそうせざるを得ないでしょう。4つの政令市じゃなくて4つの区だから違うというなら、維新がその合理的計算式を示すべきです。それをせず、恣意的に「都構想で行政コストが下がる!」とか言っている方がおかしいでしょう。 https://t.co/xShYo42TP8
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) October 26, 2020
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