*厚生労働省
東京都の保健所が新型コロナウイルスの検査数を抑制することが分かりました。
これは都議会議員のおじま紘平氏が明らかにした情報で、おじま議員は厚生労働省から新たな指針が示されたと伝え、都内の保健所は重症化リスクの高い人を優先し、積極的疫学調査の対象を絞る方向で調整しているとのことです。
いわゆる無症状の患者や軽症者については後回しとなる可能性が高く、明らかに肺炎の症状が見られるような重症患者に絞って、今後のウイルス検査を実施するとしています。
つまり、軽症者や無症状だと思われる感染者は新型コロナウイルスの調査対象にすらならない可能性があり、検査の水準が大幅に厳しくなるということです。
このような保健所の方針におじま議員も「しばらくは新規感染者に占める高齢者の割合が増えそうです。スクリーニング検査をしない+クラスター追跡もしないというのは海外でもほとんど聞いたことがありません」というような驚きの声を投稿しており、保健所や厚生労働省の方針に疑問を投げ掛けていました。
新型コロナウイルス感染症に関する保健所体制の整備と感染拡大期における優先度を踏まえた保健所業務の実施ついて
https://www.mhlw.go.jp/content/000717198.pdf
厚労省から示された指針により、都内保健所は重症化リスクの高い人と場所・集団に積極的疫学調査の対象を絞る臨時対応をとります。それ以外の人については原則、14日間の外出自粛・健康観察。期間は新規感染者数がステージIII相当(300〜500人程度)になるまで。保健所の実務対応については以下です。
— おじま紘平(東京都議会議員・練馬区) (@ojimakohei) January 23, 2021
①入院調整は重症化リスクのある人を優先
②重症化リスクの高い人が属する場所・集団に対してはクラスター対策としての集中的検査を実施
③それ以外に関しては14日間の外出自粛・健康観察
④優先度の低い濃厚接触者認定や行政検査は医師の判断
⑤学校・企業等は健康管理担当者による健康観察・保健指導— おじま紘平(東京都議会議員・練馬区) (@ojimakohei) January 23, 2021
何重にもオブラートで包んであるのでわかりにくいと思いますが、簡単に言えば「リスクの低い人は基本的に検査しません」ということ。しばらくは新規感染者に占める高齢者の割合が増えそうです。スクリーニング検査をしない+クラスター追跡もしないというのは海外でもほとんど聞いたことがありません。
— おじま紘平(東京都議会議員・練馬区) (@ojimakohei) January 23, 2021
厚労省から発出された事務連絡「新型コロナウイルス感染症に関する保健所体制の整備と感染拡大期における優先度を踏まえた保健所業務の実施ついて」https://t.co/AnJgnKKNvl
その根拠とされる、国立感染研の「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」https://t.co/oObqfQJCaK— おじま紘平(東京都議会議員・練馬区) (@ojimakohei) January 23, 2021
これって、単純に新規感染者の1日あたりの人数も減る可能性がありますよね?「300〜500人」と言う人数も、緊急事態宣言時のリスクの高い人の感染者数基準でないと意味がないと思うのですが?
— 佐倉○○ (@sakura_bamboo) January 23, 2021
見かけ上の陽性者数を減らすぞ!
という世紀の愚策。
政府一丸となって基準値
500まで下げたい、とする愚策。この国は、、
想像よりも本当に恐ろしい。#令和大本営— jazzziek (@jazzziek) January 23, 2021
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