*SNS
森喜朗会長の女性蔑視発言が大問題となっていますが、今度はそれを説明する際の大会組織委員会の記者会見に批判の声が相次いでいます。
問題となっているのは2月12日に行われた大会組織委員会の記者会見で、会見の冒頭に武藤敏郎事務総長が着席する場面です。
武藤事務総長の椅子の後ろには女性職員が1人待機し、武藤事務総長が座る時に椅子を引いて、武藤事務総長を楽に座らせるための業務を行なっていました。
この様子が全国放送された後にネット上では「まるで王様だ」「女性蔑視発言の説明で女性職員にこれをさせる神経が信じられない」「組織委の構造問題がある」などと批判や指摘のコメントが殺到。
椅子を動かしている職員が女性ということもあって、女性軽視として物議を醸していました。
一方で、床を傷めないためにサポートするための職員だとして、必ずしもこの対応は女性軽視ではないとする意見もあったところです。
組織委の会見。冒頭で女性職員が武藤氏の椅子を引くためだけに出てきた様子に強い違和感を覚えました。私は米大統領会見など海外で多くの会見に出ましたがこんな光景はなく、椅子は自分で座ればいいはず。性差別発言が引き金の会見で、性別役割分業が自然に出る部分に組織委の構造問題があると思います pic.twitter.com/FFiKZTxWye
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) February 12, 2021
これ、ほとんどコント番組かと思うほど酷い光景ですね。ただ「権力を持つ偉い男性」の椅子を引くためだけに女性を使う。一体、何が問題でこの騒動が起きたのか、武藤という組織委幹部は何も理解していない。まったく理解していない。「森喜朗的な秩序」は何も変わっていない。https://t.co/26neFH3CI9
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 12, 2021
例をあげますが、
酒の席でお酌をするようなもの🤬
昔よく忘年会など会社の幹部と食事に行った時暗黙の了解みたいな!けど、「私,その教育を受けてないからしません」っと言いますよ— hakobune (@hakobun45963103) February 12, 2021
レストランで椅子を引いてもらうと、通常のサービスと分かっていても僕は妙に恐縮して「あ、すみません」と小声で言ってしまう。
武藤事務総長はレストランの客でもないのに、サービスを受けることが当然のように女性職員に椅子を引かせる。組織委に性別分業マニュアルがあるんだろう。つくづく異常だ https://t.co/qvCgXZhARU
— 盛田隆二🫖Morita Ryuji (@product1954) February 12, 2021
男性も椅子を引いており、思い込みによる誤解が広まるのは嫌だなと思ったので書きました。
東京オリ・パラ組織委で「女性職員が椅子を引く性別役割分業は問題」は誤り。男性も女性も椅子を引いている(篠原修司) – 個人 – Yahoo!ニュースhttps://t.co/L94yw4wpow https://t.co/0ysgCeBgwe
— 篠原修司 (@digimaga) February 13, 2021
座るのにもたついて無駄な時間をかけないようにという意味と、下手な引き方で床やカーペットを痛めないようにという意味もありますよ。
そしてタダ働きではなく、れっきとした業務としてお給料を貰っているはずです。
他の記者会見や結婚式、告別式を見てればお分かりになるはずなんですけど。— T.M.@ちぇるり隊 (@vha30) February 13, 2021
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