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福島原発事故、吉田所長の英断「海水注入」はほぼ無意味だった!横道から漏れる 原子炉内への注水量はゼロとの報告


*福島第一原発事故
2011年3月の福島第一原発事故で「英断」として有名な吉田昌郎所長(当時)の海水注入ですが、この海水注入が原子炉内に全く届いていなかったことが分かってきました。

2016年9月7日に福岡県久留米市で開かれた日本原子力学会の発表会で、福島第一原発事故の分析結果が発表され、そこで「3月23日まで1号機の原子炉に対して冷却に寄与する注水は、ほぼゼロだった」と指摘されていたのです。
この発表会を取り上げた現代ビジネスに掲載された記事には、「発表内容は衝撃的なものだった。東京電力が1号機の原子炉に消防注水を開始したのは、3月12日午前4時すぎ。しかし、事故から実に12日経った3月23日まで1号機の原子炉冷却に寄与する注水はほぼゼロだったというのだ」と書いてあり、原子炉内のパラメーターや格納容器の数値を総合した結果、ほぼ確定的な情報だとして掲載されていました。

つまり、吉田所長の英断とされていた海水注入は原子炉を全く冷やしておらず、あの海水注入は意味がほぼ無かったということなのです。

原子炉に海水が届かった最大の原因は途中にある抜け道の存在で、冷却水を原子炉に送り込むための「低圧復水ポンプ」が電源喪失で止まったことから、ポンプに水が流れ込むことを防ぐ「封水」がストップ。
それで海水が復水器に向かう配管から抜け落ちていたと取り上げられていました。

他にも地震の影響で福島第一原発の配管がズタズタに壊れていたこともあり、冷却水の多くはあまり効果を発揮することが無かったとする調査結果が出ています。
福島第一原発事故は政治的な思惑もあって、美談や英断が目立って拡散されていますが、そのような話の多くは脚色されたもので、実際には効果が殆ど無かったのが真実だと言えるでしょう。

 

福島第一原発「10年目の真実」…じつは「吉田所長の“英断”海水注入」は、ほぼ“抜け道”に漏れていた
https://news.yahoo.co.jp/articles/4359820593c3013279ab3a8e262c04d1c5ada9d

その判断は“英断”と評されてきた。しかしこの“英断”は原子炉の冷却にはまったく貢献しなかったことが、その後の検証で明らかになってきた。吉田所長や東電運転員たちが決死の覚悟で行った消防注水は、注水ルートの「抜け道」に流れて、1号機原子炉にはほとんど届かなかったのある。この情報をいち早くスクープしたのが、NHKスペシャル取材班だった。このほど上梓された『福島第一原発事故の「真実」』ではその一部始終が鮮明に明かされている。「衝撃の真相」とは――。

「ベント」の配管が途切れていた 福島原発事故、10年目の報告書
https://news.yahoo.co.jp/articles/21407c3c6379a793053dd59d9d810ffeda0a27f1

高さ120メートルの排気筒の中をてっぺんまで延びているはずの配管が、根元で途切れていた。東京電力福島第一原発の事故調査を進めていた原子力規制委員会は今年1月、見過ごされていた設計の不備を記した報告書をまとめた。

 

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