*山谷議員
自民党のLGBT(性的少数者)関連法案の会合で暴言が飛び交っていたとして、その内容がネット上で物議を醸しています。
問題となっているのは5月20日に行われたLGBT新法を巡る自民党の会合です。
TBSの記事だと、会合の出席者から「道徳的にLGBTは認められない」「種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」というような発言があり、最終的にはLGBT法案の早期成立に反対を示す意見が多数になったとのことです。
この一連の報道を受けてLGBTの当事者や関係者からは怒りの声が相次ぎ、遂には自民党に発言の撤回と謝罪を求めるネット署名運動が始まりました。
5月21日昼の時点で1万7000人以上が賛同を表明しており、その勢いは徐々に強まっています。
LGBTを巡っては自民党の杉田水脈議員が「LGBTは生産性がない」などと主張したことで批判を浴び、自民党本部前で大規模な抗議デモが行われました。
内容的には自民党会合の発言も変わらないと言え、LGBT全体を巻き込んで自民党への不満や怒りの声が飛び交っています。
自民党「LGBTは種の保存に背く」「道徳的にLGBTは認められない」発言の撤回と謝罪を求めます
https://www.change.org/p/
自民党が20日に行ったLGBT新法をめぐる会合の中で、出席者から「道徳的にLGBTは認められない」「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」などの発言があったと報じられています。
2018年7月に、自民党・杉田水脈衆議院議員が「LGBTは生産性がない」などという文章を寄稿し、2020年9月には、足立区の自民党・白石正輝区議が「同性愛が広がると足立区が滅びる」などという差別発言をし多くの批判を集めました。
このような性的マイノリティを差別するあまりに酷い発言が、自民党議員によってまた繰り返されています。
さらに、山谷えり子参議院議員は会合で「体は男だけど自分は女だから女子トイレに入れろとか、アメリカなんかでは女子陸上競技に参加してしまってダーッとメダルを取るとか、ばかげたことは起きている」などと、トランスジェンダーの実態を無視し、トランスジェンダー女性がさも不正を犯して侵入してくるかのような、あまりに悪質な発言をしています。
自民党は20日、LGBTなどに対する理解増進に向け、超党派の議員連盟で合意した法案の審査を行いました。法案の目的には「性的指向および性自認を理由とする差別は許されない」と明記されていますが、出席者によりますと、「法を盾に裁判が乱発する」との意見が相次いだほか、「道徳的にLGBTは認められない」「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」などの声も上がり、法案に反対する議員が大勢を占めたということです。
「女子の競技に男性の身体で、心が女性だからっていって競技参加して、いろいろメダル取ったり、そういう不条理なこともあるので少し慎重に。社会運動化・政治運動化されると、いろんな副作用もあるんじゃないでしょうか」(自民党 山谷えり子参院議員)
【拡散希望】「LGBTは種の保存に背く」「道徳的にLGBTは認められない」など、自民党議員によるあまりに酷い差別発言が繰り返されています。発言の撤回と謝罪を求める署名を開始しました。ぜひご協力をよろしくお願いします。#自民党LGBT差別発言の撤回謝罪を求めますhttps://t.co/upY6VLdWN2
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) May 20, 2021
【#ノーカット 山谷えり子議員コメント #LGBT理解増進法案 に慎重な意見】
自民党はLGBTなど #性的少数者 に対する理解増進に向けた法案の審査を行いました。会合では慎重意見も相次ぎ法案の了承は見送られました。「もっと議論を深める必要がある」と話す #慎重派 #山谷えり子 議員のコメントです。 pic.twitter.com/OaQkFVQ1VR— TBS NEWS (@tbs_news) May 20, 2021
あまりにひどいので引用はしない。でも、私たちが選んだ「全国民の代表」の中に、こんな発言をする人がいる、という事実を知ることは必要だ。https://t.co/mpsT6TE9o8
— 木村草太 (@SotaKimura) May 20, 2021
「道徳的にLGBTは認められない」「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」
政治家の生物学に対する無理解によって、「生物学」という言葉が差別に利用されることは本当に悔しい。生物者の一人として、強く抗議したい。#Yahooニュースhttps://t.co/NxAghh6VJQ
— 茶 (@tuyamagu) May 20, 2021
“「道徳的にLGBTは認められない」「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」などの声も上がり、法案に反対する議員が大勢を占めた”
有権者のために名前晒すべき。
「いろんな副作用も」LGBT理解増進法案 自民部会で紛糾 了承見送り https://t.co/BBP6FU3pcj
— 手を洗う救急医Taka(木下喬弘) (@mph_for_doctors) May 20, 2021
「紛糾」の末に自民党がLGBT理解増進法案の了承を見送ったそうですが、その「紛糾」の内容が想像を絶するものでした。曰く「道徳的にLGBTは認められない」「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」だそうです。言葉を失いました。 https://t.co/Jw2gVdCiJw
— 異邦人 (@Narodovlastiye) May 20, 2021
「なんか嫌」という感覚を正当化するために、種の保存だの普段たいして考えてもいないような言葉で否定する人たちは昔からいますが、今の知識を知ろうともしない老い先短い人たちが、これから生きる子たちの未来と心を閉ざす言葉を放つの、本当に上に立つ資格ないわ。https://t.co/wkB7yoQr0o
— ブルボンヌ (@bourbonne_campy) May 20, 2021
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