緊急事態宣言の再延長となってから初の週末は都市部で人の人数が急増しました。
これはIT企業の「Agoop」がまとめた人流の統計データで、利用者の許可を得てデータをまとめたところ、東京都や大阪府の都市部で人の移動記録が増加していると判明。
具体的には東京駅付近で日中は7%増加・夜間は21%増加、渋谷スクランブル交差点付近でも日中は43%増加・夜間は86%増加となり、他にも大阪や京都などで同じ傾向になっていました。
名古屋駅や札幌駅、岡山駅の人流は減っていますが、場所によっては局地的に人の移動が急増していたのが目立っています。
緊急事態宣言が延長されたことで気の緩みが大きくなっているのだと思われ、ゴールデンウィーク時と比べても前年比で人数はそこまで大きく減っていないのが実情です。
新 型 コ ロ ナ ウ イ ル ス 拡 散 に お け る 人 流 変 化 の 解 析
https://corporate-web.agoop.net/pdf/covid-19/agoop_analysis_coronavirus.pdf
緊急事態宣言10都道府県 30日の人出 東京や関西で増加目立つhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20210531/k10013060041000.html
緊急事態宣言が出されている10の都道府県の30日の人出は、東京や関西の3府県では前の4週間の土日祝日の平均と比べて増加する地点が目立ちました。
NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、緊急事態宣言が出されている10の都道府県の主な地点の人の数を分析しました。
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