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日本の空港検査、低感度の富士レビオが大部分を独占状態に!陽性一致率37% 半分以上のコロナ感染者を取り逃し?


日本の水際対策の柱である空港における新型コロナウイルスの検査で、感染者の検出感度が低い富士レビオの検査キットが独占状態になっていることが分かりました。

これはH.U.グループホールディングス株式会社の決算資料に書いてあった情報です。

決算の説明会で「空港検疫所の検査に競合他社が参入してくるリスクは︖」との質問を受けた検査会社側は「現状、ルミパルス以外では唾液を用いた抗原定量検査が承認されていないこと、8空港にすでに合計50台のルミパルスを設置し検査体制を整備済みであること等から、競合参入の可能性は低いと考えている」とコメント。
富士レビオの抗原検査が日本の空港の大半で採用されているとして、他社の競合すら入る余地が無い検査体制が出来上がっていると強調していました。

公式発表されている資料によると、富士レビオの抗原検査キットは陽性一致率37%(27例中10件)で、感染者の検知率は半分にも満たない水準になっているのです。
別の調査機関だともっと低いとのデータもあるほどで、少なく見積もっても半分以上の感染者が日本の空港検査をスルーしているというのは恐ろしい状態だと言えるでしょう。

ちなみに、富士レビオの抗原検査キットのパッケージにも注意事項として、「本品の判定が陰性であっても、新型コロナウイルスの感染を否定するものではありません」と大きく記載されていました。

 

H.U.グループホールディングス株式会社 2021 年 3 月期決算説明会 主な質疑応答
https://www.hugp.com/resources/file/pdf/20210520_QandA_j.pdf

富士レビオ 抗原検査キット
https://www.fujirebio.co.jp/products/espline/pdf/espline_SARS-CoV-2_document_6.pdf

 

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