*官邸
日本学術会議の会員人事で菅義偉首相が一部の研究者を任命拒否した問題で、6人の大学教授らが情報開示請求を行っていましたが、内閣府や内閣官房がこれを拒否したことが分かりました。
NHKの記事によると、岡田正則教授ら6人が任命拒否の理由を公開するように情報開示請求を行っていましたが、内閣府は「公正かつ円滑な人事の確保に支障を及ぼすおそれがある」として、請求を拒否する決定を出したとのことです。
今回の情報開示請求では、行政機関が保有する個人情報を自分自身が請求する「自己情報開示請求」の形で行われ、内閣府や内閣官房に任命拒否の理由や経緯の分かる文書を開示するように求めていました。
かなり強い開示請求だったことから政府側の情報公開が期待されていましたが、まさかの拒否に騒然となっているところです。
この決定について、野党の小沢一郎議員は「問題が起これば反省したふりだけはするが、批判者への恫喝はやめない。どこまで陰湿で卑怯なのか」とコメントし、菅政権の恫喝行為だと批判していました。
日本学術会議の会員人事で菅総理大臣から任命されなかった6人の研究者が任命拒否の理由を明らかにするために行った情報開示請求に対し、内閣府や内閣官房は28日までにいずれも開示しない決定を出したことがわかりました。
日本学術会議 6人の任命拒否理由を開示しない決定 内閣府など #nhk_news https://t.co/4yaglw9U3c
— NHKニュース (@nhk_news) June 28, 2021
隠蔽、恫喝、徹底排除。学術界へも容赦ない。結局、菅政権が、自民党が反省することは永遠にない。問題が起これば反省したふりだけはするが、批判者への恫喝はやめない。どこまで陰湿で卑怯なのか。コロナ対策へも影響する。反知性は国を滅ぼす。国民はいい加減、刮目すべき。 https://t.co/C49n0OChjd
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) June 28, 2021
違法な任命拒否をしておいて、その被害者に関する個人情報(文書)を被害者本人にも一切開示しない。
それどころか、そうした個人情報(文書)があるかどうかさえ明らかにしない。
菅政権がやってることは、どこかの非民主国家、独裁国家、人権侵害国家と何ら変わらない。https://t.co/vJBhXQrmwg
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) June 28, 2021
日本学術会議 6人の任命拒否理由を開示しない決定 内閣府など
岡田正則教授がのべているように、内閣府が示した不開示の理由は、任命されなかった本人に対して情報を隠す理由にはならない。
問答無用の強権で、学問の自由を侵害する政治を許してはなりません。 https://t.co/WVCSsi1zHf— 志位和夫 (@shiikazuo) June 28, 2021
これずっと言ってますが違法ですから。政府が違法状態を説明せず放置するというのは、国民に対するクーデターです。
日本はコロナ禍に加え、クーデター下で東京五輪を強行開催しようとしてるのです。
「日本学術会議 6人の任命拒否理由を開示しない決定 内閣府など」 https://t.co/xUPMh7prCR
— Dr.ナイフ (@knife900) June 28, 2021
学術会議に推薦されたにも拘わらず、任命拒否された学者本人が「自己情報開示請求」をしても理由を開示しない菅義偉政権。そもそも、この任命拒否は「推薦は拒否しない」「任命は形だけ」という法の趣旨に反して違法であり、その上「知る権利」まで阻害するのは違憲。 https://t.co/zvroiugAed
— 異邦人 (@Narodovlastiye) June 28, 2021
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