*官邸
3度目の緊急事態宣言が発令されたタイミングで、菅義偉首相に対して閣僚が東京オリンピック・パラリンピックの中止を進言していたことが分かりました。
朝日新聞の記事によると、五輪の中止は複数の閣僚から話があり、緊急事態宣言の再発令に合わせて中止や見直しの提言が行われたとのことです。
しかしながら、菅首相は五輪中止の提言を無視し、閣僚らの懸念を押し切る形で強引に五輪開催を決めたと報じられています。
この様子に閣僚の1人からは「もうついていけない」というような声があるとして、菅首相から距離を置く閣僚メンバーも出てきていると書いてありました。
ここまで明確に菅首相が独断専行しているとの報告は初めてで、事実上の菅独裁になっていると言えるでしょう。
孤立する首相 「五輪中止」再三の進言、取り合わず
https://www.asahi.com/articles/ASP7M4SHXP7HUTFK01Z.html
昨年9月16日の就任会見を菅義偉首相は新型コロナ対応で切り出し、こんな誓いを立てた。「国民の命と健康を守り抜きます。そのうえで社会経済活動との両立をめざします」
感染防止対策とコロナ禍で傷んだ経済の再生と、相反するような二つの目標を並行して走らせることにした菅政権。就任以来の軌跡を追うと、そこに潜む構造的な問題があぶり出されていく。
最大権力者が孤立するということは、それは「独裁」というだろう。これを許してはならない。
閣僚「3度目の宣言下で中止を進言したが伝わらなかった」「首相は無理やり五輪に突っ込んだ。予想通り東京の感染状況は悪化している。もうついていけない」https://t.co/irY5GlGy6n #新型コロナウイルス— 清水 潔 (@NOSUKE0607) July 20, 2021
言霊になる……?→「閣僚のひとりは首相に「5月上旬は、まだ感染者数が増えている。解除するなら、それなりの理由がないと理屈が通りません」と伝えた。これに首相は「言霊になるからやめろ」と応じたという。」https://t.co/frLp8bqw78
— 平野啓一郎 (@hiranok) July 20, 2021
〈ある政府関係者は首相に、2度目の宣言の際には五輪の「無観客」、3度目の宣言では「中止」を進言した。この関係者は「五輪中に宣言となるのは分かるはず。何を考えているのか分からない」。
別の閣僚も、3度目の宣言下で「中止」を進言したが「伝わらなかった」と〉
https://t.co/OhJiEh1kkt— 宮本徹 (@miyamototooru) July 20, 2021
これまでいくつもの政権を取材してきましたが、首相と閣僚のコミュニケーション不全と不信は「内閣の崩壊」を一気に加速させます。感染が急速に拡大するなかでの五輪開催という局面で、この状況は極めて深刻だと思います。https://t.co/fsyPpdJ71B #新型コロナウイルス
— 林尚行(朝日新聞記者) (@thayash11297025) July 21, 2021
「8800万人が利用したけど、感染者はたった400人だったんだ」
GO TO トラベルの停止を余儀なくされたときの菅首相の言葉だという。
菅首相にとって、国民は「数」でしかないのだと感じることが多い。400円ぐらいの損失ならしょうがない、というのと同じような感覚。https://t.co/FoZlCvGqdh— 上西充子 (@mu0283) July 20, 2021
孤立する首相 「五輪中止」再三の進言、取り合わず:朝日新聞デジタル https://t.co/GpO4tBtlHI #新型コロナウイルス
この記事でわかること。一言でいえば、菅政権がやっていることは矛盾だらけ。めちゃくちゃ。だから「説明しない」のではなく「説明できない」。でも責任はとれる。— 刀祢館正明 (@tonemasa57) July 20, 2021
“専門家との「対話」は軽んじられ、政権に待ったをかけたのは「科学」ではなく世論の逆風だった。”
孤立する首相 「五輪中止」再三の進言、取り合わず:朝日新聞デジタル https://t.co/i8eBfqaje4 #新型コロナウイルス
— 内田晃 Akira Uchida (@uchidakira) July 20, 2021
いいね!しよう