衆議院総選挙の日程が、衆院議員の任期満了日(10月21日)以降になる可能性が高まっています。
これは菅首相が今月中に辞任する意向を固めたことから、9月29日投開票の自民党総裁選で新総裁が決まった場合、そこから新内閣の発足や臨時国会の招集を行うため、逆算で10月21日の任期満了日に間に合う可能性が低いとのことです。
読売新聞の記事には「解散時期を遅らせれば、公職選挙法に基づき、投開票日を11月28日まで遅らせることができる」と書いてあり、戦後初めて衆院議員の任期満了日を超えて総選挙が実施される見通しだと報道しています。
自民党総裁選で立候補を表明・示唆しているのは岸田文雄氏や河野太郎氏、高市早苗氏、野田聖子氏、石破茂氏らで、この中から次の新首相も決まることになりそうです。
衆院選の投開票日、11月上中旬の公算大に…任期満了後なら戦後初
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20210903-OYT1T50308/
衆院選の投開票日は、自民党総裁選後、臨時国会召集などを経て、11月上中旬の公算が大きくなった。衆院議員の任期満了日(10月21日)以降の衆院選は現行憲法下で初めてとなる。
菅総理は「河野氏を支持」の意向 総裁選
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a15de1407980f5fd850ae9d3e04034361f19a22
新たに立候補の意向を表明した河野ワクチン担当大臣ですが、菅総理大臣が周辺に対し、河野氏を支持する意向を伝えたことが分かりました。
麻生派に所属する河野氏ですが、去年の総裁選ではその麻生副総理に止められて、立候補を断念しました。しかし、麻生氏は今回、「自民党は厳しい状況に置かれている。いろいろな候補者が出て、政策論争をやったほうがいい」と周辺に語り、河野氏の立候補を容認する考えです。
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