小沢一郎議員が自民党総裁選に出馬を表明した河野太郎氏について、権力欲のために信念を曲げる政治家ではないかと強い批判の言葉をぶつけました。
小沢氏は9月9日に自身のツイッターで、「信念は政治家の命。誰しも総理を目指すのはそれを実現するため。今回の総裁選候補の一人は脱原発を信念として掲げてきた。ところが大臣になった途端、所管外ですと封印。仮にこの人物が総理になったとしたら実現できる立場になる。もし権力欲のために信念を曲げるなら、もはや政治家とは言えない」と述べ、脱原発の政策を変えた河野氏を批判。
河野氏の過去の行動から醜い変節漢に見えるとして、今こそ矜持を見せるべきではないかと疑問を投げ掛けています。
小沢一郎氏と言えば、民主党政権時代に豪腕として活躍し、それからも生活の党などを作って政治活動を続け、今では立憲民主党の議員として野党共闘を実現するために動いている方です。
掲げている政策そのものは昔から変わっておらず、小沢氏がこのようなことを言うと説得力があると言えるでしょう。
信念は政治家の命。誰しも総理を目指すのはそれを実現するため。今回の総裁選候補の一人は脱原発を信念として掲げてきた。ところが大臣になった途端、「所管外です」と封印。仮にこの人物が総理になったとしたら実現できる立場になる。もし権力欲のために信念を曲げるなら、もはや政治家とは言えない。 https://t.co/jEYGapoPVY
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) September 9, 2021
「原発は完全な利権であり、心を売るメディアには矜持がない」と堂々と主張する有力総裁候補。実に一貫した御主張。だが、当人の主張・信念に一貫性が無いなら、権力欲しさに日和った、醜い変節漢と呼ばれてしまう。今後その政治的主張は一切信用されなくなる。自分こそ矜持を見せるべき時ではないか。 https://t.co/BrgoLFk6LB
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) September 10, 2021
国会を嘘と言い訳の場にしない。不正を隠蔽したり、公文書を改ざんしたりしない。憲法や法律の解釈を政府に都合よく変えない。検察や警察の捜査に圧力をかけない。批判的なメディアや学者に圧力をかけない。楽観的な思い込みによる非科学的なコロナ対策はしない。そんな政治に変えないと、未来はない。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) September 11, 2021
この国は不正や腐敗に慣れてしまったのだろうか。今度もテレビ局が街に出かけて行って、「次は誰がいいですか?」などとやっている。馬鹿馬鹿しい恒例行事。自民党の手口にまんまと乗せられている。権力の私物化もコロナの人災も忘れたかのよう。次の選挙はこの国が滅びに向かうかどうかの岐路になる。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) September 12, 2021
いいね!しよう