国交省の基幹統計改ざん、岸田首相が国会で認める！政府が情報隠蔽？首相「大変遺憾なこと」

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GDP(国内総生産)の算出にも使われている国の基幹統計である「建設工事受注動態統計」に改ざん行為が発覚した問題で、岸田文雄首相が事実関係を認めるコメントを出しました。

国会質疑の中で岸田首相は「大変遺憾なことであり、二度とこうしたことが起こらないよう再発防止に努めなければならない」などと述べ、対策強化や対応を見直すと言及。朝日新聞が取り上げた基幹統計調査の書き換え問題を事実だと認め、合わせて斉藤鉄夫国交相も謝罪のコメントをしていました。

建設工事受注動態統計は建設業の受注動向を示す統計調査で、第２次安倍政権発足した後の２０１３年から国交省において書き換え行為が行われていたと報道されています。これによってGDP統計もやや上振れした可能性があり、国の政策や方針にも大なり小なり影響を与えたのではないかとして、国会で野党が追及を強めているところです。

書き換え行為は今年に発覚して止めたとしていますが、朝日新聞の報道記事が出るまで政府からは一言も情報が無く、意図的な隠蔽行為を行っていた疑惑も浮上しています。

岸田首相、国交省の統計データ書き換え認める　「大変遺憾」
https://www.asahi.com/articles/ASPDH3F2PPDHUTFK00M.html

国の基幹統計である「建設工事受注動態統計」のデータを国土交通省が無断で書き換えていた問題で、岸田文雄首相は15日午前の衆院予算委員会で、報道内容を認めたうえで「大変遺憾なことであり、二度とこうしたことが起こらないよう再発防止に努めなければならない」と述べた。斉藤鉄夫国交相も「大変遺憾であり、おわびを申し上げます」と陳謝した。

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