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ロシアが領空開放条約を正式離脱!軍縮検証のための偵察飛行 ロシアの条約違反キッカケに衝突 


ロシアが領空開放条約(オープンスカイズ条約)からの正式離脱を表明しました。

この領空開放条約は軍縮監視などを目的とする加盟国内の偵察飛行を認めるもので、東西冷戦の終結後に平和的な姿勢をアピールするために作られたものです。

しかしながら、ロシア側の条約違反があったとして昨年にアメリカが離脱し、それを受けてロシアも離脱することになりました。
NHKの記事によると、ロシア外務省は声明文の中で「米ロ両国の参加がなければ条約の効果が著しく低下することは明白だ。その適用範囲は80%も減少する。すべての責任は条約の崩壊を招いたアメリカにある」と述べ、先に条約から離脱したアメリカに問題があると批判。
加盟国の中でも一番大きな領空を保有しているロシアとアメリカが離脱したことで、領空開放条約は完全に形骸化することが決まりました。

ロシアはジョージアやカリーニングラードの査察飛行を制限しており、そのような行為を条約違反としてアメリカが問題視して、条約からの離脱に繋がります。
ウクライナを巡ってロシアとアメリカの対立が強まっていることもあって、両国の対立関係を象徴するかのような離脱になったと言えるでしょう。

 

がこうなったのはロシアの条約違反が先で、アメリカはもうロシアが守らないなら条約そのものを終わりにするよという流れだったのだけど。NHKはその辺の説明をしてないね。
米国はロシアの条約違反(ロシアがジョージアや、ポーランドとリトアニアに挟まれた飛び地・カリーニングラードの査察飛行を制限)があったと主張している。

ロシア 領空開放条約を正式離脱「全責任はアメリカに」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211219/k10013394341000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002

ロシア外務省は軍縮の検証などのため締約国が互いの偵察飛行を認める「領空開放条約」から正式に離脱したと発表しました。去年アメリカが離脱したことを受けたもので「すべての責任はアメリカにある」と非難しています。
ロシア外務省は18日に声明を発表し「ロシアは本日以降、領空開放条約の締約国ではなくなった」として条約から正式に離脱したことを明らかにしました。

 

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ロシアがNATOの軍事活動縮小を要求!ウクライナの加盟拒否など アメリカは来週にも返答予定 決裂なら戦争の恐れ
https://johosokuhou.com/2021/12/18/53945/

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