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アベノマスクの1100万枚が不良品だった!検品費用に税金20億9200万円 


*官邸
2020年に安倍政権が配布したマスク(アベノマスク)について、大量に余っているマスクの内、約1100万枚が不良品だったことが分かりました。

これは12月21日の参議院本会議の質疑で発覚した情報です。政府は厚生労働省が在庫状態のマスク約7100枚の検品作業を行ったと伝え、その内の約15%に匹敵する1100万枚が不良品だと報告。このマスク検品作業にも20億9200万円ほどの税金を使ったと明かした上で、残りの在庫は介護施設等への配布を検討しているとコメントしていました。

アベノマスクを巡っては大量の余ったマスクを保管するために税金を投入しており、その使い道を巡って国会で議論となっています。
野党やメディア報道があるまでは放置状態でしたが、ようやく政府も重い腰を上げた形で、これからアベノマスクの後始末が本格的に行われることになりそうです。

 

アベノマスク1100万枚不良品 検品20億円、在庫処理へ―参院本会議で岸田首相
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021122100099&

参院は21日の本会議で、岸田文雄首相と全閣僚が出席し、2020年度決算の概要報告と質疑を行った。安倍政権時代に新型コロナウイルス対策として配布した布マスク「アベノマスク」が大量に在庫となっている問題について、首相は「厚生労働省が検品を実施したところ、約7100万枚のうち約1100万枚、約15%が不良品だった」と明らかにした。

 

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