*官邸
東京都や大阪府などで新型コロナウイルスのオミクロン株の市中感染が初めて確認されたことを受けて、山際経済再生担当大臣がこれから行動制限の強化を実施する可能性があると言及しました。
感染経路が不明な市中感染は先日から各地で報告が増えており、これについて山際担当相は記者会見で「現段階で行動制限は考えていないが、オミクロン株の感染が面的に広がるようなことがあれば、当然、政府として対応しなければならない」と述べ、オミクロン株の感染拡大が続く場合、国民に説明しながら行動制限に踏み切る事も考えていると発言。
年末年始の旅行や忘年会などは政府として禁止することはないとした上で、帰省前の検査や移動時のマスク着用は引き続き強く求めていくとしていました。
12月24日も京都府で新たに3人のオミクロン株の感染者が報告されており、全員が渡航歴なしと報告されています。市中感染は急激な勢いで増えていると思われ、これから1~2週間ほどで一気に深刻化することになりそうです。
オミクロン株の市中感染とみられるケースが相次いでいることについて、山際新型コロナ対策担当大臣は、現段階で行動制限を行う考えはないとする一方、今後、感染が広がった場合は、行動制限の強化も検討する必要があるという認識を示しました。
新型コロナの新たな変異ウイルス、オミクロン株をめぐっては、23日も大阪や京都で感染者が確認されるなど、市中感染とみられるケースが相次いでいます。
京都府は、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に、府内在住の3人が感染していることが新たに確認されたと明らかにしました。いずれも海外への渡航歴がなく、感染経路も分からないことから、府は、いわゆる市中感染の可能性が高いとしています。
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