*沖縄警察署
1月28日に若者ら約400人が沖縄警察署を襲撃した事件について、沖縄警察署が初めてコメントを出しました。
沖縄タイムスの記事によると、2月4日に沖縄警察署はコメントを発表し、その中で「警察官をかばうつもりは全くない」と言及。襲撃事件の発端となった男子高校生への暴行疑惑に関しても捜査を続けているとして、非常に重大な案件だと強調していました。
右眼球が破裂し失明した男子高校生はまだ容態が完全に回復しておらず、警察側も男子高校生の体調が落ち着くまで様子を見るとしています。
現時点で男子高校生は「警察官に警棒で暴行を受けた」と証言しているのに対して、警察官は「警棒を持ってバイクを静止した」と話していました。警察官がバイクを止めようとして腕を伸ばした時に男子高校生と接触したとの話で、殴られたとする男子高校生側の発言とはやや状況が異なっています。
男子高校生が回復して現場検証を改めてしない限りはどちらかが正しいのか証明するのが難しいと思われ、この事件は結論が出るまで長引くことになりそうです。
沖縄県警「警察官をかばうつもりは全くない」 高校生失明で初のコメント 署への投石も捜査
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/905386
1月27日未明に沖縄県沖縄市宮里の路上でバイクを運転していた男子高校生(17)と暴走行為警戒中だった巡査の男性警察官(29)が接触、高校生の右眼球が破裂し失明した事案で、県警捜査1課は3日、発生から1週間たって初めてコメントを発表した。「非常に重大と認識している」「警察官をかばうつもりは全くない」と述べた。警察官から状況を聞いたが高校生からは聞けておらず、回復を待っている。
沖縄の人々を傷つけるヘイト投稿、官房長官「容認できない」 知事は条例で規制言及
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/905984
沖縄県の玉城デニー知事は4日の定例会見で、警察官と接触した男子高校生が失明し、沖縄署へ投石する事案の発生後、インターネット上で沖縄に対するヘイトスピーチが確認されたことに「ヘイトが当事者にも向けられており、非常に許し難い」と批判した。県が制定を進めているヘイト対策条例で、ネット上の沖縄へのヘイト抑制ができないか検討する考えも示した。
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