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海外輸入のあさり、国内で蓄養した期間が長ければ「国産」と原産地 熊本県知事が国に見直し要請


*熊本県
アサリの産地偽造問題について、熊本県の蒲島知事が国に対して原産地表示の運用見直しなどを要望したことが分かりました。

現在は海外で輸入したあさりでも、日本国内で育てた期間のほうが長ければ、「国産」として原産地を表示することが認められていますが、熊本県知事はそのルールを厳格化するべきだと主張。
農林水産省や消費者庁に提出した要望書「アサリの産地偽装対策に関する緊急要望」の中で、消費者の信頼を回復するために国産の定義を固める必要があるとしていました。

この原産地の表示ルールはあまり知られていませんが、他の食品分野でも大体同じ傾向があり、純粋な意味でゼロから日本国内で作られた国産食品は消費者が思っている以上に少ないです。
特に安い国産食品はその傾向が強く、ある意味でアサリの産地偽造問題は国産の定義を考え直す良い機会になったとも言えるでしょう。

 

熊本県知事 消費者担当大臣にも要請
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20220208/5000014708.html

熊本県産として販売されているアサリの多くに外国産の疑いが出ている問題で、熊本県の蒲島知事は農林水産省に続いて消費者庁も訪問し、アサリの原産地表示の運用の見直しなどを求める要望書を若宮消費者担当大臣に手渡しました。
農林水産省が全国のスーパーなどで熊本県産として販売されたアサリについて調査した結果、およそ97%で「外国産が混入している可能性が高い」と判定されました。

 

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