*BBC
ロシア国防省が3月7日夕方(日本時間)にウクライナの首都キエフなど4都市を対象にして、限定的な停戦を行うと発表しました。
停戦の対象となるのは首都キエフと第二の都市ハリコフ、東部のマリウポリ、それに北東部のスムイです。
この4都市には市民の避難ルートを設置し、時間制限付きの停戦措置を行うとしています。
ロシア軍は無人機で監視活動を行うとしており、この停戦措置のキッカケについて、フランスのマクロン大統領からロシアのプーチン大統領に要請があったとしていました。
ただ、マリウポリの停戦合意は2回も破られている上に、ロシア軍の進軍そのものが止まったわけではありません。
停戦の話が出た後も各地でロシア軍の攻撃や進軍は続き、停戦期間が終わった後にロシアが総攻撃を開始するのではないかと言われているほどです。
実際にロシア軍は大部隊の補給や編成に時間が掛かっているとの話があり、主力部隊の展開が終わるまでの時間稼ぎをしているようにも見えます。
ロシア国防省 キエフなど4都市 避難ルート設置で一時停戦 発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220307/k10013518391000.html
ロシアのウクライナへの軍事侵攻が続く中、ロシア国防省は首都キエフなど4つの都市で、市民のための避難ルートを設置し、これらの地域で一時的に停戦すると発表しました。
ただ、ロシアとウクライナは、これまでも東部の都市で予定されたものの、一時的な停戦が実現できず、どこまで市民の避難につながるかは不透明です。
【速報】
ロシア国防省は、キエフなどで7日午前、限定的停戦に入り、人道回廊を設置すると発表した(時事) https://t.co/PZVtYgRXPT— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) March 7, 2022
ロシア軍 キエフやハリコフなど避難ルート設置で一時停戦発表 #nhk_news https://t.co/hLeLnT38Ks
— NHKニュース (@nhk_news) March 7, 2022
戦争研究所(ISW)の戦況リポート
・過去24時間で大きな戦況の変化なし
・キエフやハリコフ、ムィコラーイウへの再攻撃に向けた再編成と準備を進めている
・マリウポリ近郊でウクライナ軍の反撃
・ウクライナ空軍と防空部隊は機能。ロシアの地上部隊に損害を与え、空軍やミサイル攻撃を妨害している https://t.co/LaixHd2uMl— 高野遼 (@takano_r) March 7, 2022
『ロシアがシリアに軍事介入した時も、一時停戦・避難ルート【人道回廊】を設けた。“人道的配慮はした”とアピールしたが、実際には市民が避難できないうちに攻撃を再開し制圧。多くの市民が犠牲になった』
『今回も一時停戦は2回合意したが、停戦は実現していない』
— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) March 7, 2022
これまで停戦交渉中であっても全く攻撃をやめなかったロシアが守るわけがない。
【速報】ウクライナ首都キエフなど4都市での一時停戦を発表 ロシア国営テレビ|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト https://t.co/nFwS7AnuMg
— 茶請け (@ttensan2nd) March 7, 2022
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