*BBC
ロシア軍が撤退したウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊から大量の遺体が発見された問題で、ロシアが関与を否定しました。
朝日新聞の記事によると、4月3日にロシア国営のノーボスチ通信は「ウクライナ側が公開した全ての写真や動画は、いつもの挑発に過ぎない」とする声明を発表し、キーウ近郊の遺体はウクライナの挑発行為だと反発。
ロシア軍が大量虐殺に加担した事実はないとして、ウクライナや西側の発表を強く否定しました。
一方で、ロシアの占領地域に入ったジャーナリストからは激しい戦闘の爪痕や、住民の遺体映像が相次いで伝えられており、キーウ周辺のブチャやイルピン、ホストメリなどの自治体で400人を超える遺体が確認されたとしています。
いわゆる国家規模の戦争犯罪である可能性が高いとして、日本の岸田首相を始めとする各国首脳からも批判が相次ぎ、ウクライナにおける「大量虐殺(ジェノサイド)」として世界中で大きく報道されているところです。
キーウ周辺で410人の遺体確認 ウクライナ検察
https://mainichi.jp/articles/20220404/k00/00m/030/008000c
ウクライナ検察は3日、ロシア軍が撤退した首都キーウ(キエフ)周辺地域で、民間人ら計410人の遺体が見つかったと発表した。行方不明者もおり、実際にはさらに多くの死者がいる模様だ。ロシア軍が深刻な人権侵害を行った可能性があり、検察は住民の証言などを基に真相を解明する方針だ。
ロシア国営のノーボスチ通信は3日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のブチャで大量殺害が行われたとするウクライナ側の主張について、ロシア国防省が否定したと報じた。同省は「ロシア軍が何らかの『犯罪』を犯したとする、ウクライナ側が公開した全ての写真や動画は、いつもの挑発に過ぎない」と反論しているという。
【速報中】キーウ近郊に多数の民間人の遺体 拉致された村長夫妻もhttps://t.co/gzFgP74lqw
ウクライナのニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」(2日付)によると、キーウ近郊のモティジン村では村長と夫の遺体も見つかりました。
夫妻は3月23日、ロシア軍に拉致されていたといいます。 pic.twitter.com/w2s8l7la8L
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) April 3, 2022
ロシア軍が撤退したキーウ郊外では、「民家や装備、殺された人々の遺体にまで地雷を仕掛けられている」とゼレンスキー大統領。ブービートラップに警戒し、遺体の収容にも難航しているという。https://t.co/QLFVqSwPRE
— 高野遼 / Ryo Takano (@takano_r) April 3, 2022
キーウ近郊のブッチャでは殺害された市民の遺体が路上に散乱し目を覆う惨状が広がっている。しかもロシア軍は敗走時に遺体にまで地雷を設置しているという。許し難い戦争犯罪、ジェノサイドとも言うべき蛮行だ。国際機関による調査を実施するとともにプーチンには必ず報いを受けさせなくてはならない。
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) April 3, 2022
ウクライナが奪還したキーウ近郊ブチャで女性や子どもを含む民間人280人全員が後頭部を撃たれていた。遺体の多くは武器を持っていないことを示す白い布を身につけていた。ロシア軍による戦争犯罪の可能性。ゼレンスキー大統領は「ロシア軍によるジェノサイド」と非難した。
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) April 3, 2022
【ウクライナ首都】キーウ郊外で大量の民間人遺体、岸田首相「国際法違反の行為を厳しく批判」https://t.co/u5cyuSF7JA
「日本もこうした行為については厳しく批判し、非難をしていかないといけない」と述べた。遺体について、ゼレンスキー大統領は「大量虐殺だ」とロシアを非難している。 pic.twitter.com/Lmh6ySQx2i
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 4, 2022
ロシア占拠下でどのような酷い大量殺害があったのか。国際機関も交えて証拠を徹底調査し、侵略に加えて、残虐行為の責任も追及しなければなりません https://t.co/jF4F5l4PCU
— 秋田浩之(日本経済新聞)Hiroyuki Akita (Nikkei, Commentator) (@Hiroakitanikkei) April 3, 2022
こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。ウクライナ情勢。ロシア軍が北部地域から一部撤退。ウクライナ軍は首都キーウ州全域を奪還するもロシア軍の攻撃で膨大な数の犠牲者を確認。人口3万7千人の街ブチャでは子供を含む約300人の遺体を確認。ウクライナ政府は大量虐殺(ジェノサイド)と非難。
— 渡部陽一 (@yoichiomar) April 3, 2022
Киевская область: старосту Мотыжина и ее мужа нашли мертвыми https://t.co/lUYamQra4t 10日前にロシア軍に拉致されたキーウ郊外のモティジン村長、オリハ・スヘンコ氏と家族が遺体で発見される。丸腰の村長を拉致し処刑。そもそも何の為に…
— JSF (@rockfish31) April 2, 2022
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