*対地艦誘導弾wiki
政府が敵基地攻撃能力の一環として、自衛隊に1000発以上の長射程距離のミサイルを配備する方向で検討していることが分かりました。
読売新聞の記事によると、陸上自衛隊に配備されている「12式地対艦誘導弾」の射程を1000キロ以上に改良し、それを2024年度から配備することで「反撃能力」の中核として活用する予定になっているとのことです。
12式地対艦誘導弾は射程が200キロほどの対艦ミサイルで、最終的には中国や北朝鮮まで届く射程1500kmまで延伸される計画があると言われています。
2023年度予算の概算要求にも関連経費を盛り込み、今は大型の専用車両を使って発射しているシステムも一新され、艦艇や戦闘機からも発射できるよう改良を行うとされていました。
これで中国や北朝鮮に攻撃ができる長距離ミサイルを1000発ほど一気に保有することが可能だとしていますが、中国は日本を射程に収める中距離弾道ミサイルを約1900発も保有していることから、それと比べてまだ差は大きいです。
さらに軍事専門家から指摘を受けているのは「弾道ミサイルと巡航ミサイル(対艦ミサイル)は別物だ」というような点で、あくまでも軍艦への攻撃を前提として作られた対艦ミサイルの改良型だと、地上施設の破壊に特化した弾道ミサイルに比べて見劣りがすると言われています。
無いよりはマシ程度の物で、12式地対艦誘導弾の射程を拡大させて、それで中国の弾道ミサイルと張り合おうとするのは無茶があり、敵基地攻撃能力を持ちたいならアメリカやイギリスなどから専用の兵器をちゃんと導入するべきです。
【独自】長射程ミサイル、「反撃能力」1000発以上の保有検討…中国との数の格差埋める狙い
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220820-OYT1T50270/
政府が導入を決めている長射程巡航ミサイルについて、1000発以上の保有を検討していることがわかった。台湾有事も念頭に、南西諸島から九州を中心に配備し、弾道ミサイルを多数配備する中国との「ミサイル・ギャップ」を埋める狙いがある。
複数の政府関係者が明らかにした。政府は国産で、陸上自衛隊に配備されている「12式地対艦誘導弾」の射程を現在の百数十キロ・メートルから北朝鮮や中国沿岸部に届く1000キロ・メートル程度に延伸し、艦艇や戦闘機からも発射できるよう改良を進めている。地上発射の改良型は当初の予定を約2年早めて2024年度にも配備する方針だ。地上を標的とする対地攻撃への応用も進める。
【日本独自能力保持が基本。米軍も第一列島線上に中距離ミサイルを配備したい意向情報も→長射程ミサイル「反撃能力」1000発以上の保有検討…中国との数の格差埋める狙い 】
自助努力が必要だが、12SSM型は亜音速で単純軌道の為、迎撃されやすい、更なる研究開発が必要 https://t.co/wpmF5NbQh6— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) August 21, 2022
【独自】長射程ミサイル、「反撃能力」1000発以上の保有検討…中国との数の格差埋める狙い(読売新聞オンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/ODxkHwhowP
早期に進め、地上や艦船、戦闘機からの攻撃能力だけでなく、標的になりにくい潜水艦搭載も進めるべき。
さらに原子力潜水艦の開発も必要。— 山田宏 自民党参議院議員(全国比例) (@yamazogaikuzo) August 20, 2022
向こうは弾道ミサイルなのになぜこちらは巡航ミサイルでミサイルギャップを埋められると考えるのか。
【独自】長射程ミサイル、「反撃能力」1000発以上の保有検討…中国との数の格差埋める狙い : 読売新聞オンライン https://t.co/IXhN5t1zn4
— Tetsuo Kotani / 小谷哲男 (@tetsuo_kotani) August 20, 2022
米国ではエフェクト・ベースド・オペレーションという軍事作戦理論がありますが、巡航ミサイルと弾道ミサイルとでは、達成できる軍事効果がまるで違います。中国の主力は弾道ミサイルなのに、こちらの巡航ミサイルを同数揃えても、単なる豆の数合わせです。https://t.co/nuIPFxwjKd
— Masashi MURANO🚀 (@show_murano) August 21, 2022
🇯🇵長射程ミサイル、
「反撃能力」1000発以上の保有検討
https://t.co/JUZdjI3IoT
国産で陸上自衛隊に配備されている「12式地対艦誘導弾」の射程を北朝鮮や中国沿岸部に届く1000キロ・メートル程度に延伸し、艦艇や戦闘機からも発射できるよう改良を進めている。— kouen (@kouen551) August 20, 2022
この記事、すでに各方面から突っ込まれていますが、最大の失敗はミサイル・ギャップを埋めるという話を持ち出したこと。対艦(巡航)ミサイルの長射程化の必要性は自明で、対地攻撃を可能にするのもあり得るオプション。でもそれで弾道ミサイルのギャップは全く埋まりません。https://t.co/AUgxsMZtej
— Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 (@MichitoTsuruoka) August 21, 2022
地対艦ミサイル中隊の数は
・北方の3個連隊が4個中隊
・東北の1個連隊が2個中隊
・西部の1個連隊が4個中隊+独立中隊3個計7個
なので合計21個。1個中隊あたり即応弾6×4発+再装填用24発の48発なので、48×21=1008
打倒な数字って感じがしますね。
— rattenfänger (@mod01re20912) August 20, 2022
日本が軍備増強するたびに、中国から指令が出て「戦争になる〜」と騒ぐ人たちが出現します。
しかし中国は既に一部で米国を上回っているか。これマジでヤバイです・・・【独自】長射程ミサイル、「反撃能力」1000発以上の保有検討…中国との数の格差埋める狙い https://t.co/HWjWISn3ct
— FireDancer 六四天安門 (@FireDancer_) August 21, 2022
台湾戦争が起きた場合、日本の弾薬は今の20倍は必要との見積りも報じられたばかり。防衛費の増額は、最先端の兵器を購入する以前に必要最低限の自衛能力すら保有しているかどうか怪しい現状において不可避。それを増税という形で賄おうとしている財務省はハッキリ言って反国益 https://t.co/CT6WDTHITt
— リフレ女子 (@antitaxhike) August 21, 2022
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