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アメリカでラーメン1杯2800円、日本だと820円 記録的な円安・ドル高で日米の物価差が数倍に!ジム・ロジャーズが円安に警鐘!


日本だと1杯820円で販売されているラーメンチェーン店「一風堂」のとんこつらーめんが、アメリカでは一杯2800円で販売されているとして注目を集めています。
TBSの記者がアメリカで実際にラーメンを注文してみたところ、海苔とたまごをつけたら3500円、家族4人でおよそ1万2000円も支払うことになるとのことです。

他にもCoCo壱番屋のカレーが864円からおよそ2100円になり、ワンコインで買える牛丼も1285円とかなり高くなっていました。
アメリカ人の給料は年収1000万円でも少ない方だと言われ、給与が日本の数倍はあることからそれも考慮すると適正な価格設定ですが、この数年間で物価の差は過去に例がないほどに拡大しています。

この記録的な円安について世界三大投資家の1人であるジム・ロジャーズ氏は週刊文春に投稿した記事の中で「いまの日本政府と日銀はアベノミクスで紙幣を刷り続けることによって、日本経済を救済しようとしています。とんでもない過ちです」と指摘し、日本銀行と日本政府の経済政策が間違っていると指摘。

アベノミクスはかつて日本に自動車競争で負けたアメリカの政策に似ているとして、「歴史的にみて、財政に問題を抱えた国の自国通貨はすべて値下がりしてきました。20年前のイギリスは、1ドル=0.6ポンドのレートでしたが、今は1ドル=0.8ポンドまでポンド安が進行しています。また自国通貨の価値を下げて、中長期的に経済成長を遂げた国は存在しません」とも述べ、円安で日本が大きく成長することは考え難いとしていました。

円高こそが日本企業の成長を促進する政策だったとして、今の円安は日本企業を弱くしているだけとしています。

 

アメリカではラーメン1杯2800円!?記録的な円安・物価高でアメリカ在住の日本人が苦境に…現地の価格を徹底調査
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/151392?display=1

アメリカでも大人気だという日本発のラーメンチェーン「一風堂」のとんこつらーめんです。
藤森記者
「いただきます。うまい。1杯およそ20ドル、2800円です。のりとたまごをつけたら3500円、家族4人でおよそ1万2000円。高い、高すぎる」
日本のメニューとは多少、具材が異なるものの日本では1杯820円のラーメンが、アメリカではなんと、1杯2800円です。いま、アメリカでは円安に加え、記録的な物価上昇が続いていることからラーメン1杯が驚きの価格に。

「円安は進む。政府・日銀はとんでもない過ちを…」投資家ジム・ロジャーズが予言する“50年後の日本”
https://bunshun.jp/articles/-/57242

 たとえば同じタイプの車が日本とアメリカのメーカーから1万ドルで販売されているとします。そこで1ドルが100円から70円に3割下がれば、日本車は1万4000ドルに強制的に値上げさせられる。ところが、通貨の価値が下がれば、米国のメーカーにとっても原材料などの輸入コストは上がる。となると、米国メーカーも国内で1万ドルでは販売できず、値上げを余儀なくされます。

そして何が起きたのか。政府に甘やかされた米国のメーカーは日本の品質に太刀打ちできない企業体質となり、その結果、自動車競争に敗れてしまいました。

この当時のアメリカのように、いまの日本政府と日銀はアベノミクスで紙幣を刷り続けることによって、日本経済を救済しようとしています。とんでもない過ちです。

 

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