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市場介入で2兆8383億円のドル消費と日本政府 外貨準備高は前月比で過去最大の540億ドル減少に!日本円で179兆円


先月に日本政府が行った市場介入で2兆8382億円分のドルを失っていたことが分かりました。

これは財務省が発表した情報で、日本の外貨準備高は先月末の時点で前の月に比べて540億ドル減って1兆2380億ドル(179兆円)に減少。減少幅は過去最大となっており、ドル円市場で行った政府の為替介入が大きな影響を与えたと見られています。
1ドル=145円から市場介入を行い、そこから一時1ドル140円程度まで円高方向に動きました。政府が為替介入に使った資金は2兆8382億円分のドルで、1日としては異例の規模です。

また、外貨準備で比較的使いやすい「預金」の残高は1361億ドル(19兆7300億円)で、こちらも減っていると報じられています。
外貨準備高が減る中で政府・日銀が再び為替介入に踏み切るかどうかに注目が集まり、世界中の投資家が日本円を買うか売るかで激しい心理戦を展開しているところです。

日米の金利差が円安方向に為替レートを大きく押し上げている要因になっていると見られていることから、市場介入と合わせて日本政府が金利にも踏み込むのかどうかが重要だと言えるでしょう。

 

外貨準備等の状況(令和4年9月末現在)
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/reference/official_reserve_assets/data/0409.html

外貨準備高 前月比過去最大の減少 政府・日銀の市場介入も影響
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221007/k10013851601000.html

9月末の日本の外貨準備高は、前の月に比べて過去最大の減少となりました。アメリカ国債などの評価額が下がったことに加えて、政府・日銀がドルを売って円を買う大規模な市場介入を行ったことも影響しました。
財務省が7日発表した先月末時点での日本の外貨準備高は、前の月に比べて540億ドル余り減って、1兆2380億ドル、日本円で179兆円余りとなりました。減少は2か月連続で減少幅は過去最大です。

 

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