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相場予想の神様・ニトリ会長、来年は円高加速との見通し!「(ドルは)110円ぐらい、少なくとも120円」


*ニトリ会長
ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長が来年のドル円相場について、1ドル110円程度まで円高が加速するだろうとの見通しを示しました。
ニトリ会長の似鳥氏は過去に何度も相場予想を的中させたことで知られ、海外から多数の材料を輸入するための事業目安として年末年始に市場予想を発表しています。

ロイター通信の記事によると、23日の決算会見でニトリ会長は予想以上に今年は円安が加速した年だったとした上で、「来年は間違いなく円高になる」「(ドルは)110円ぐらい、少なくとも120円」などと語っていたとのことです。
今年の相場に関してはニトリの経営を圧迫するほどに円安が加速し、経常利益は前年同期で184億円の減少となっています。

円高の要員として、世界経済の動きからアメリカの利上げが一服すると同時に、日本が金融引き締めに動いたことで円高になりやすい環境になるとして、現在よりも円高になるのはほぼ確定だとしていました。

実際に日銀が先日に長期金利の事実上の利上げを表明したばかりで、ドル相場が137円台から130円台まで円高が進んでいます。

また、物価上昇の流れも来年は収まるとの見通しを示して、上がった分は一旦下がるのではないかとも語っていました。
円高・株安・世界的不況が連鎖する1年になる可能性が高く、良くも悪くも日本経済は大きく動くことになりそうです。

 

来年は間違いなく円高、1ドル110円を切る可能性も=ニトリ会長
https://jp.reuters.com/article/nitori-1223-idJPKBN2T708N

[東京 23日 ロイター] – ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長は23日の決算会見で、来年のドル円相場について「間違いなく円高になる」とし、110円を切るかもしれないと語った。
米国景気が予想以上に悪化し、世界的な景気後退が見込まれるためで「(ドルは)110円ぐらい、少なくとも120円」との見通しも示した。

アングル:定まらぬドル円の見通し、日銀ショックで予想分かれる
https://jp.reuters.com/article/japan-economy-boj-idJPKBN2T709R

[東京 23日 ロイター] – 「日銀ショック」を受けて、外為市場関係者のドル/円見通しが揺れている。市場の不意をつくかたちとなった日銀の政策修正を金融政策の正常化への第一歩とみれば、来年も円高継続との見方になるが、米国のインフレが落ち着けば、日銀は利上げを急がず、円高圧力も強まりにくい。世界景気や日本の賃金・物価動向などに不透明感が強まる中で、予想が二分している。

 

 

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