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旧統一教会の刑事告発を見送りへ 養子縁組あっせん法違反で厚労省 「縁組をした人から情報を得られず」「事実関係が不明」


*厚生労働省
旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の養子縁組行為について、厚生労働省は養子縁組あっせん法違反での刑事告発を見送る方針で決定したことが分かりました。

読売新聞の記事によると、厚生労働省は旧統一教会の養子縁組が養子縁組あっせん法違反に該当する可能性があるとして調査を継続していましたが、公訴時効(3年)にかからない時期に縁組をした人から情報を得られず、違法行為の事実を確認することが出来なかったとして、行政指導だけに留めたとのことです。

旧統一教会の内部では多数の縁組が行われており、厚生労働省の調査でも31件を確認。
教団側はいわゆる組織的なあっせん行為を否定し、養親らからの証言も少ないことから刑事告訴は見送りになったとされています。

養子になった人からは「教義のための道具にされた」などと悲痛な声もあったとされていますが、結果的に刑事告発をしなかったことで、厚生労働省が政治家や旧統一教会に忖度したのではないかとの憶測も広がっていました。

 

旧統一教会の養子縁組あっせん、刑事告発見送りへ…対象者から証言得られず
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230131-OYT1T50286/

 信者間で養子縁組が繰り返されていた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について、厚生労働省が養子縁組あっせん法違反での刑事告発は困難だと判断していることがわかった。告発は事実上、見送られる見通しだ。公訴時効(3年)にかからない時期に縁組をした人から情報を得られず、あっせんの事実を明らかにできなかった。行政指導に対し、教団側が対応していることも考慮した。

 

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