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ロシア軍がベラルーシの西側国境に戦術核兵器を配置へ 欧米諸国は猛反発、第二のキューバ危機か 


*DWベラルーシ
ロイター通信によると、ロシアのボリス・グリズロフ駐ベラルーシ大使は4月2日にロシア軍が戦術核兵器をベラルーシの西側国境近くに移動させると言及したことが分かりました。
大使レベルで具体的な発言があったということは、すでに戦術核兵器の配備が最終段階に入っているのだと見られ、西側諸国は警戒感を強めています。

3月25日にロシアのプーチン大統領が戦術核兵器をベラルーシに配備すると表明して以降、この発言は世界各国に大きな影響を与えました。
ロシアと戦争中のウクライナは強く抗議し、ロシアと先日に首脳会談を行った中国も協定違反だとして批判。

ヨーロッパのニュース番組では「第二のキューバ危機になるんではないか」と言われているほどで、ベラルーシへの核兵器配備は連日のように大きく報道されています。

一方で、ロシア側はスラブ民族が主体のロシアとベラルーシは「連合国家」の一部であるとして、さらなる統合に向けた協議を続けていると表明。これはベラルーシ軍のウクライナ戦争参加を示唆するものでもあり、戦術核兵器の配備はベラルーシがウクライナに参戦する場合、ロシアがベラルーシ本国を守るための相互防衛協定の一環であると見ることができそうです。

 

ロシア、ベラルーシの西側国境に戦術核配置へ
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-belarus-nuclear-idJPKBN2W003Y

[3日 ロイター] – ロシアのボリス・グリズロフ駐ベラルーシ大使は2日、ロシアは戦術核兵器をベラルーシの西側国境近くに移動させると述べた。
ロシアのプーチン大統領は3月25日、戦術核兵器をベラルーシに配備すると述べている。

 

 

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