*提供:航空自衛隊
今月に大規模な内戦が発生したアフリカのスーダンで、取り残された日本人約60人を救出するための退避作戦と自衛隊の輸送任務が開始されました。
スーダンでは政府軍と反政府軍「RSF」の戦闘が各地で継続しており、先日に4月24日午後1時(日本時間)を期限とする一時的な停戦合意が発表され、それから世界各国が自国民を避難させるために次々と部隊を派遣。
アメリカやイギリス、フランスの部隊は自国民を含めた数百人の関係者を退避させることに成功したと発表し、フランス空軍の輸送機を利用した避難者の中には日本人も含まれていると伝えられています。
ただ、フランス人ら乗った車列が退避中に攻撃を受け、1人が負傷するなどの報告も見られ、現地はかなりの混乱状態になっているようです。
自衛隊は取り残された日本人約60人の退避を目指して近隣諸国のジブチに輸送機3機を派遣し、そこからスーダンに向けて救助作戦を展開。
日本の職員など数十人は国連の車列に加わって首都ハルツームを出発するも、約20人が諸事情で取り残されて身動きが出来ないとされています。
首都ハルツームから陸路でスーダン東部の港まで退避させる案が最有力となっていますが、現地の情勢は非常に流動的で、交通網が戦闘で遮断されてしまう恐れがあるとして、退避までに残された時間は少ないのが実情です。
【随時更新】スーダン在留邦人 仏空軍により周辺国に退避
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230424/k10014047111000.html
悪化するアフリカのスーダン情勢をめぐり、松野官房長官は、在留邦人を退避させるため、調整がつき次第、周辺国ジブチに待機させている自衛隊機を現地に派遣し、輸送活動を始めることを明らかにしました。
一方、フランス政府は24日、あわせて388人をフランス空軍によって周辺国のジブチに退避させたと発表しました。この中には、日本人を含む外国人もいるとしていますが、詳しい人数の内訳は明らかにしていません。
日本時間の24日午後5時15分ごろに撮影した映像です
航空自衛隊のC2輸送機がジブチの空港を離陸するのが確認されました
スーダンで在留邦人の輸送にあたるものとみられますhttps://t.co/cynqyzGnRi#nhk_video pic.twitter.com/MI3O3JNXad
— NHKニュース (@nhk_news) April 24, 2023
米国、最強特殊部隊”Team 6 DEVGRU”を使ってスーダンから大使館職員を退避させる https://t.co/KsEzJxm0KU
— ミリレポ (@sabatech_pr) April 24, 2023
スーダン軍は土曜、ハルツーム国際空港から外交官を避難させると言ったが、その直後の空港の状態らしいpic.twitter.com/wWPgaEWGyN
— ミリレポ (@sabatech_pr) April 24, 2023
状況はよく分かりませんが、日本人の一部がフランス軍輸送機でジブチに退避したとのこと。各国の退避作戦がうまく調整・協力できているのだとすればよい知らせ。当然、日本が飛ばすときは日本人以外も輸送。https://t.co/nglNECM8cU
— Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 (@MichitoTsuruoka) April 24, 2023
◆スーダン邦人退避作戦
今の所自衛隊の邦人退避作戦の詳報はない。
だが、すでにアメリカはガンシップを持ち込んで邦人の退避を行ったらしい。
所要時間は60分だそうだ。インターバル含めこれであるならかの国の底力にはやはり感服する。
徹底して恐ろしい速さだ。我が国はどうなのか。 pic.twitter.com/eltbuN1ANK
— ミサイラー@チーフコミッサールモモンガ (@gYqHSnlmktDdPsL) April 23, 2023
72時間の停戦合意中にも市街戦が続き情勢が悪化するスーダン。ジブチに派遣された #自衛隊 は、関係各国と連携して #在留邦人退避 計画を進めていると。かつてない厳しいミッション。無事に完遂すること、静かに見守っています。全員無事に帰還できるよう頑張ってください。https://t.co/8w8AzjoiUb
— 小野寺 五典 (@itsunori510) April 24, 2023
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