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【緊迫】ロシアの軍事クーデター、ワグネル主力部隊が首都モスクワやボロネジ州に進軍へ!ロシア政府が交渉も 南部軍司令部は完全掌握


6月23日に武装蜂起を宣言したロシアの民間軍事会社ワグネルですが、6月24日早朝に南部ロストフナドヌーのロシア軍の南部軍管区司令部を完全制圧した後、そのまま首都モスクワに向けて進軍していることが分かりました。

複数の海外メディアによると、ワグネルの部隊はロシア南部を中心にして複数の拠点で軍事行動を開始し、ロストフ市とロシア軍の南部軍管区司令部を占領した上で、隣接するボロネジ州に移動。
ボロネジにあるロシア軍の施設もほぼ全てがワグネルに制圧されたとの報道があるほどで、ワグネルの軍事行動はかなりの電撃戦になっていると思われます。

一方で、ロシア軍もモスクワに繋がる主要な大通りを全て封鎖した上で、各地に軍を動員しています。
ロシアの政府高官がワグネルとの交渉を開始したとの報道もあり、ワグネル側に降伏や投降を促しているとのことです。

ただ、ワグネルは徹底抗戦の意志を崩しておらず、ウクライナ東部の激戦で自分たちは捨て駒にされたとして、ロシア軍に対する強い恨みや怒りの感情を見せていました。

 

ロシア、プリゴジン氏を捜査 「反乱は裏切り」と大統領警告―高官が説得、拘束の可能性も
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023062400344&g=int

 ロシア当局は23日、連邦保安局(FSB)が民間軍事会社ワグネル創設者エブゲニー・プリゴジン氏(62)の捜査に着手したと発表した。「武装反乱を呼び掛けた」容疑で、プーチン大統領は24日のビデオ声明で「裏切り」に当たるとして処罰を警告。プリゴジン氏はSNSの音声メッセージで「(ワグネル戦闘員は真の)愛国者だ」と述べ、プーチン氏の投降要求に従わないと明言した。

軍司令部の中庭から掌握宣言 ワグネル、ロシア軍に銃向ける
https://nordot.app/1045267394419901201?c=39550187727945729

 【キーウ共同】「ショイグ(ロシア国防相)はひきょうにも逃げ出した。意気地がないやつだ」。直前までウクライナ東部でロシア軍と共に戦っていた民間軍事会社「ワグネル」が軍に銃を突き付けた。反乱宣言から一夜明けた24日朝、装甲車が南部ロストフナドヌーにあるロシア軍の南部軍管区司令部を取り囲み、中庭では銃を持ったワグネル戦闘員が闊歩した。

ワグネル反乱、ロシア軍と衝突 南部州都の施設制圧か
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3a767b1b215eb27028b1fc734dd5bef1f163fd0

 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏は23日から24日にかけ、ウクライナ侵攻に参加するワグネル部隊をロシア軍が攻撃したと訴え、戦闘員と共に南部ロストフナドヌーにあるロシア軍の南部軍管区司令部に入った。ワグネルは隣接するボロネジ州に移動したとみられ、米紙ニューヨーク・タイムズは軍と衝突したと報じた。英BBC放送は、ワグネルが同州州都ボロネジの全ての軍施設を制圧したと伝えた。

 

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